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ビギナーのエンジョイボート挑戦記㊳ ん?「篠崎こころ」って誰……調べてみたら平高奈菜選手に行きついたぞ

丸亀の公式アンバサダー、篠崎こころさん

一瞬、夢を見させてくれた「丸亀オールレディース」優勝戦

 惨敗を喫した戸田「日刊ゲンダイ杯」から3日後の12月7日。挽回すべく挑んだのが丸亀GⅢ「オールレディース 篠崎こころCUP」だ。

 でも、気になって仕方ないのは「篠崎こころ」って誰? 検索してみたところ人気のコスプレーヤーで、2023年からボートレースまるがめ公式アンバサダーを務めているらしい。へえ~。

 さらに調べてみると、篠崎さんは7月7日生まれで、同じ誕生日の平高奈菜選手を応援しているという。

 ん? ということは篠崎こころさんが応援している平高選手が「篠崎こころCUP」の優勝戦に進出したということか。これはもう買いなさいというサインにしか見えない。ヨシッ、優勝戦は平高選手を買おう。ただ、6号艇なので1着軸勝負はさすがにキツイか。

 そこでもう一人、注目したのが④小芦るり華選手だ。日刊ゲンダイの人気コーナー「イチ押し ツヨカワレーサー」でもプッシュされていた期待の若手。僕もずっと気になっていたのだが、フライング休みがあり、その後は3カ月間女子戦に出場できない規定などで、女子戦を中心に回している僕としてはなかなかお目にかかれないでいた。

 そして8カ月ぶりの女子戦復帰となった小芦選手は確かにうまい! 準優も3コースからのマクリが強烈だったし、この舟足があれば優勝戦のカド4コースからでも勝負になるでしょう。

 というわけで⑥平高選手、④小芦選手に得点率7点台のベテラン②田口節子選手を加えて②④⑥のボックスでどうだ!

 レースは①細川裕子選手が1マークで外にふくれてしまい、バックでは②、③、④、⑤の4艇が横並びの首位争い。⑥平高選手はやや遅れたが、大混戦の2マークで差しが入れば②④⑥ボックスが決まるゾ。だが、ここで肝心の②田口選手が大きく外に流れてしまい、ポッカリあいたスペースに飛び込んできたのは⑤長嶋万記選手だった。その勢いで突き抜け、⑤④⑥の決着。3連単は3万1390円の大波乱だ。くぅ~。

 一瞬、夢を見たが残念無念。しかもこの日は後半8Rから参戦したのだけど、いきなり7万舟券が飛び出すなどの大荒れ模様で手も足も出ず……。日刊ゲンダイ杯での負けを全て取り返そうと思ったが、逆に泥沼にずっぽりとハマってしまった気分です。

 うぅ、試練の冬がやってきた……。 =つづく

    (森永淳洋)