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コラム一覧へ戻る公開日
2025年02月07日
11:40
更新日
2025年02月07日
11:40
ビギナーのエンジョイボート挑戦記㊹ 堅い、堅すぎる。1番人気決着が続く女子戦の優勝戦。なんとかしてくれ!

〝マクリ姫〟高田選手(©boatrace)
こうなれば高田ひかる選手のマクリに期待するしかないか
年明けのびわこ、芦屋と、女子戦の優勝戦は2シリーズ続けて3連単①②③、オッズ1ケタ台の人気決着で終わった。少額投資でささやかな夢を見たい庶民としては当然、手も足も出ず2連敗なのだが、こうなると、この平穏決着の流れはどこまで続くのだろうかという見極めが大事になる。
つまり、「二度あることは三度ある」とみるか、「三度目の正直」で穴が出るとみるのか。
そんな中で迎えた1月22日、児島ヴィーナスシリーズの優勝戦も①実森美祐選手、②守屋美穂選手、③田口節子選手とスロー勢が超強力だ。
これは今回も①②③で決まりじゃないの……と気持ちが傾いたけど、地元で燃える守屋選手、田口選手が1マークでガリガリに攻め込んでくれば、展開にマギレが出てきそう。
となれば、その間隙を突けるのは④高田ひかる選手しかいない!
高田選手は昨年、ペラを3枚破損してしまい、1年のうちに4枚破損したら出走停止という選手会のペナルティーにリーチがかかっていた。そのため、特に後半はペラを叩かないノーハンマー調整だったそうだが、今シリーズからその期間が解けて、ペラ調整も解禁したのだという。
初日1走目の6Rで2コースからマクリ快勝後のインタビューでは「ペラを叩けるのがめっちゃ楽しい!」とハイテンションで語っていたのも印象深い。
そして、待ちに待ったペラ調整の成果が早くも出ているのか、この優勝戦の展示タイムもダントツの1番時計。このスピード、そしてカド4コースとあれば、“マクリ姫”の本領発揮だ。
というわけで舟券はまずは④―①②③―①②③。押さえで①―④―②③、①―②③―④を加えて買い目はちょうど10点だ。
レースは①、②、③のスロー3艇がやはり強く、1周1マーク、2マークで抜きつ抜かれつの猛烈バトル。ただ事前の予想通り、高田選手もその中に割り込めるチャンスが何度かあったものの、あぁ、一歩及ばず4着でのゴールだった。
そして最終着順は1着①実森選手、2着②守屋選手、3着③田口選手。3連単のオッズは1番人気の5・5倍。これで女子戦の優勝戦は年明けから3シリーズ続けて①②③である。こんなことってあるんですねぇ。
最近は覚えた選手の特徴などを予想のベースにして好配当ばかり狙っていたのだけど、これはもう一回考え方を練り直す時期が来たか? 試行錯誤は続く……。 =つづく
(森永淳洋)