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コラム一覧へ戻る公開日
2025年02月21日
12:50
更新日
2025年02月21日
12:50
ビギナーのエンジョイボート挑戦記㊺ 江戸川の女子戦で試してみた新「舟券術」

優勝した今井裕梨選手は強かった(©boatrace)
5戦2勝はまずまずのスタート
これまで僕の舟券の組み立て方はというと、枠、節間の成績を考慮しつつ、推し選手、日刊ゲンダイの「ツヨカワ」レーサー、開催を通してビビッと来た選手などを中心に買ってきた。ざっくり言うと、「主観」が予想の大部分を占めていたわけだ。
だけど、年明けから3開催続けて女子戦の優勝戦の舟券が大ハズレだったことを受けて、ちょっと考え直した。
ボートレースの出走表には膨大なデータがビッチリ並んでいる。この数字はいわば「客観」。これを僕の「主観」予想にミックスさせてみよう。
まず手始めに試してみたのは、勝率・2連率・3連率。選手の強さを測る上で最もオーソドックスな数字である。
例えば勝率上位3選手の3連単BOX買いという手もあるが、それでは自分で予想する楽しみがない。なので、まず1着アタマ軸の選手を自分で選び、相手の2・3着には残り5選手の中から3連率の上位3選手を選ぶことにした。3着までに来ればいいから勝率ではなく3連率にしたところが今回の予想のミソだ。
2月9日江戸川ヴィーナスシリーズ最終日。8Rから優勝戦12Rの合計5レースで検証開始。
結果から言うと、10R②樋口由加里選手から②③④1940円、12R①今井裕梨選手から①③②1040円の2レースが的中。今年初めて優勝戦を当てることができた。
めちゃくちゃ儲かることはなかったものの、実際に試してみてメリットに感じたのは相手選びに迷わないところ、そして買い目の点数が必ず6点で収まるところだ。
これまでは本命にする選手こそスンナリ決まっても相手が決まらず、ウンウンうなってだんだんと訳が分からなくなる。結果、買い目が無駄に多くなって大損をこいたレースも多数あった。でも、この買い方なら軸にする選手が一人決まってしまえば、相手と買い目は自動的に決まるのだから、もう迷う必要がない。
また、穴を狙おうと思えば人気薄の選手を軸にして、2・3着固定でもいいのだから予想の幅もつくれそうだ。
ただ、今回のサンプルはわずか5レース。当たったのはたまたまだったかもしれないので、もちろんこれからもっと検証が必要でしょう。そして、3連率以外にも公式として提供されているデータ、数字を使っていろいろな予想を試してみたい。 =つづく
森永 淳洋