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グラビアアイドル ななせ結衣さん① 初めて舟券が当たったとき「脳汁」が出ました

1番人気890円だったけど、それまでビギナーズラックにも見放されていたわたし

 グラビアアイドルのななせ結衣さんは1年365日、ほぼ毎日舟券を買っているという自他ともに認める大のボートレースファン。そんなななせさんにボートレースの魅力を語ってもらった。


 私、高校時代に野球部のマネジャーをやっていたんですけど、卒業してからは先輩たちとカラオケやボウリングに行ったりしてよく一緒に遊んでいたんですよね。たぶん22、23歳の頃だったかな、部員たちの中でボートレースがはやっていて「おい、今日はボートレース行くぞ」って、人生で初めて平和島に連れて行かれたんです。

 もちろんボートレースなんて見たことなくて6艇で走ることも出走表の見方も知らない。全くのど素人もいいところだったんですけど「とりあえず①から買えばいいんだよ」ってありがちな安易な教えに従って(笑)、①から買うじゃないですか。でも、これが何レースやっても当たらない。何しろ平和島ですから(笑)。そのうち私に①から買えって言った先輩が3万舟を200円買っていて6万円になったって自慢しているの。私には①から買えって言っておいて自分はちゃっかり③から買ってる。何じゃそれ、ズルい。私も100円を3万円にしたい(笑)ってその後、何回か連れていってもらったんです。でも、全く当たらない。ギャンブル初心者によくあるというビギナーズラックも私には全然なかったですね。でも、負けても誰かしら仲間が勝って、その日の夜の焼き肉代は出してくれるから、焼き肉をタダで食べられるならいいかぐらいの感覚で楽しんでいました。

 ボートレースの魅力って、やっぱりお金が増えるってことももちろんうれしいけど、それ以上に本場に行ってモーターの音を聞くのも、1マークの迫力ある攻防を生で見るのも楽しいんですよ。それに、みんなでああだ、こうだとお互いの考えを言いながら予想し合うのも、外れた後にタラレバを言い合うのも楽しいんですよね。そういうことを全て含めてボートレースは面白い。

グラドルとして活躍中

いまはボートのお仕事もいただき、365日ハマってます

 人生で初めて当たったのは①が逃げて①②③という王道中の王道舟券。

 確か1番人気で890円という配当でしたけど、的中の喜びはもうすごかったです。

 その時、当たるというのはこんなにもうれしいものなんだと思って脳汁が出るということも初めて知りました(笑)。

 私はそこからますますハマっていき、自分のブログやXに成果や感想を書き込んでいたんですけど、そしたら5年くらい前、あるところから「よかったらボートレースのお仕事しませんか」というお話をいただいて、二つ返事で「お願いしまーす!」ってお引き受けしました。で、やるからにはもっと覚えなくてはとそこから一生懸命勉強して以来ほぼ毎日365日休むことなく舟券を買っています(笑)。

 最近はいろいろな場から配信のお仕事をいただくようになって8時間ノンストップでも楽しくて仕方がありません。だって大好きなボートをやりながらずっとボートの話だけしていていいんですから。私にとってボートのお仕事は天職だと思いますね。 =つづく

(聞き手=清水一利)


▽ななせ・ゆい 1994年、横浜市生まれ。2017年にスカウトされ翌年DVD「ミルキー・グラマー」でグラビアアイドルとしてデビュー。157センチ、B92・W52・H88。ボートレース以外にも釣り、麻雀、パチンコ、バスケットボールなど多彩な趣味の持ち主。