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ビギナーのエンジョイボート挑戦記㊽ 負けが続くと一発逆転を狙ってしまい、ウラ目に出るパターン

渡辺選手が鉄板はわかっていても……

手ごわかった若松ヴィーナスシリーズ

 前回は新設のプレミアムGⅠ「スピードクイーンメモリアル」にちなみ、オリジナル展示データを重視して予想を組み立ててみた。

 結果、これがなかなかハマった。最終、8Rの3連単①③⑥3590円、10R①③⑤1800円と2レース的中。優勝戦はハズレに終わったものの、トータルではプラス収支だったのだ。

 大きな手応えを得た今回、3月3日若松ヴィーナスシリーズ最終日もオリジナル展示データ重視で予想を組み立てることにした。

 優勝戦の1号艇は地元福岡支部のトップレーサー、渡辺優美選手。堂々の予選トップ通過で、準優勝戦もイン逃げで圧勝。今期1コースからの1着率は75%を超えており、もはやアタマは鉄板、渡辺選手を1着軸にして買わないのは無謀とも思えてきた。でも、その無謀をやらなくてはいけない時だってある!

 なぜか? それはこの日も8Rから買い始めたのだが、オリジナル展示データ予想がまったくハマってくれない。

 1着軸にする選手も当然、このタイムを重視して選んだのだけど、その選手がそもそも飛んで行ってしまうのだから、まったく勝負にならず、連敗に連敗を重ねてしまったのだ。

 ここから最終一発逆転を狙うにはオッズが安い渡辺選手からは買えない。というわけで、願いを託すのはやっぱりこの人、④守屋美穂選手しかいないのです。オリジナル展示も「直線」1位、「一周」も2位といいタイムを出している。スタートさえ決まればマクリ差しが入るはずだ。

 相手は3項目で色がついていた①渡辺選手、②藤崎小百合選手、③西沢日花里選手をピックアップして、買い目は④―①②③―①②③の計6点。

 レースは守屋選手のトップスタートとはいかなかったが、大丈夫、チャンスはまだある……とお祈りしたものの、勝負どころの1マークで進路がなく大きく外へと振られてしまった。この時点でジ・エンド。僕の舟券は無残にも散ってしまったのでした。あぁ。

 結果は渡辺選手が万全のイン逃げで優勝し、配当は①②⑤2280円。ちなみに3着⑤藤堂里香選手は展示タイムが1位だった。僕の選択、分析が甘かったわけだ。

 そんなこんなで、僕の新舟券作戦はまたまたアッサリ破綻……。なかなかうまくはいかないですねぇ。舟券番長への道のりはまだまだ遠い。=つづく

  (森永淳洋)