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ビギナーのエンジョイボート挑戦記52 今年のSGクラシックは、1年の成長を見せるリベンジ戦だ

優勝は佐藤隆太郎選手だったが…

アタマは①佐藤隆太郎選手で固い。相手も決めたゾ…

 舟券を本格的に買うようになって、初めて迎えたSGレースが昨年のボートレースクラシックだった。開催4日目に日刊ゲンダイの皆さんと一緒にお昼過ぎから意気揚々と戸田に参戦したまでは良かったものの、強風により7R以降打ち切りというまさかのハプニング。1レースも舟券を買わずに帰る事態となった。

 ならばリベンジとばかりに、最終日に単独で現地参戦したところ、今度は悪天候の優勝戦で①吉川元浩選手が1マークで転覆! これまたまさかの大事件で3連単②⑥④3万7710円の波乱決着に。ある意味、ボートレースの恐ろしさと奥深さを感じたSG初体験だったのだ。

 あれから1年。舟券番長への道のりはまだまだ遠いが、ほんの少しでも成果を見せたい。最近はいろいろとデータとかにも手を出していますからね!

 というわけで若松のSGクラシック優勝戦だ。①佐藤隆太郎選手はSG初優出の30 歳。「モーターは節イチ級」と準優勝戦1着後のインタビューでキッパリ明言しており、自信にあふれていた。

 最近頼りにしている枠番別成績でも1号艇では過去10走中8勝、勝率9・80なら信頼がおける。どんな競技でも若手の活躍は業界を活性化させるもの。ニュースター誕生に期待を込めての本命だ。

 2着候補だが、やはり目につくのは③馬場貴也選手。「3号艇の馬場選手は強い」というのはファンの間でも定説で、僕も実際に昨年のSGボートレースメモリアルで3連単③①⑥7910円をゲットした。

 枠番別成績を見ても、なるほど、馬場選手の3号艇での成績は過去10走で4勝。勝率7・20は②西山貴浩選手の2号艇での勝率6・78より高い。

 となれば、買い目は①―③―全の4点で決まり。いや、念のため③―①―全も押さえて合計8点での勝負だ!

 レースは①佐藤選手が期待通りのトップスタート。よしよし、いいゾ。だが、これに続くのはスリット通過後の伸びが強烈だった地元の④塩田北斗選手。③馬場選手は後れを取ってしまった。でも、まだ伝家の宝刀マクリ差しがある……とお祈りしたものの、あぁ、不発。3連単①④②1680円の決着だった。

 佐藤選手、SG初優出・初優勝おめでとうございます。一方の僕、ドンマイ……。1年の成果をお見せすることはできなかったけど、来年の今頃は舟券番長になっていることを夢見て、出直します。グスン。 =つづく

  (森永淳洋)