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若手女子レーサー 〝有望株〟を探せ‼ 大久保佑香選手(埼玉) イン戦に強く、前期は勝率が自己最高

大久保佑香選手(©boatrace)

初勝利は128期生で最速

 武井莉里佳、米丸乃絵ら才能あふれる女子レーサーが多い128期生。その中で学生時代にスポーツ女子として鳴らしたのが大久保佑香(24歳))だ。

 大久保は高校時代(埼玉県川越市の私立星野高校)にバトントワリングで全国大会に出場。

 転機が訪れたのは高校3年の夏。家族と桐生ボートでレース観戦。すっかり魅了され、これを機にボートレーサーを志し試験を受けたら一発合格。

 2020年4月に養成所に入所し21年3月に卒業した。同年5月21日戸田1Rでデビュー。水神祭は8月15日の桐生1R。大外からマクリ差しを決めた。31走目の初勝利は同期の中で最速だ。

 レースを重ねるごとに成績もアップ。デビュー4年目の24年5月の宮島GⅡ第9回レディースオールスターではファン投票46位で初出場を果たした。順調に見えたが、落とし穴が待っていた。次の大村ヴィーナスシリーズは初日から②②③①着と快走。予選突破は確実と思われた4日目(5月28日)3Rで落水。後続艇のフィンとボートが頭と肩、腕に接触するアクシデントに見舞われた。打撲だけですんだのは幸いだった。

 スピードにも磨きがかかり、レースセンスはかなりあるが、出世を阻んでいるのはフライング。毎期Fを付け25年後期(24年11月~25年4月)は初のF2。

 何とかB1はクリアしたものの復帰後はスタートが思い切って行けていない。それでもインで8勝を稼いだのが大きく、前期(25年5~10月)勝率は4・68と自己最高をマークした。

 今後の課題はFを減らすこと。

 もう一つは男子相手のレースで成績アップだ。ここをクリアできれば勝率も上がるはず。

 年も変わり気分一新。A2と初優出を目指し、ギアを一段上げる。