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若手女子レーサー 〝有望株〟を探せ‼ 長尾萌加選手(岡山支部) 能力はバツグン。「3年でA級」実現へ

長尾萌加選手(©boatrace)

養成所時代トップの成績。初勝利は11走目

 ボートレース養成所時代の長尾萌加(133期・25歳)はピカピカのB1。これに対し松田真実(131期・24歳)は落ちこぼれのB2。好対照の2人だが、初優出を決めたのは同じレース(昨年12月の蒲郡オール女子戦)。ともにA級昇級へ日々精進を続けている。


 デビュー時から能力の高さを見せていたのが長尾だ。

 高校(岡山県立岡山東商業)卒業後、銀行(笠岡信用組合)に就職するも仕事に不安を抱いていた。母親に相談すると「ボートレーサーはどう?」とアドバイスを受け、19歳で初めて児島ボートでレース観戦。迫力に一目ぼれし、レーサーを目指す決心をしたが、養成所の試験は甘くない。4度目の挑戦でようやく難関を突破した。

 養成所時代は同期27人(女子9人)の中でリーグ戦トップの7・09の勝率をマーク。修了式に行われたチャンプ決定戦も2着と優秀な成績で卒業した。

 2023年11月2日の児島2Rでデビュー。4走目3日目の1Rでは2着と好走。続く11月30日の宮島4Rで6コースから差し抜け。11走目の初勝利は同期で最速だ。デビュー期は2・02の勝率を残し、1期でB2をクリアだ。

 長尾の師匠は樋口由加里(102期)。彼女の下で旋回技術や整備を学んで着実に成長し、25年7月の福岡から枠番を主張。同シリーズでは2コースとインで初めて勝利を飾った。前期(25年5~10月)は10勝を挙げて勝率も4・81に上昇だ。

 スタートも23年は平均タイミング0・24、24年は0・23、25年が0・19、そして26年は0・17と年々切れを増している。それでもFは1年以上切っていないのは立派だ。

 後期(25年11月~26年4月)は蒲郡(25年12月)と津(4月)で優出しともに5着。勝率は4・82とA2には届かなかったが、5、6着を確実に減らしていることからも技量アップの跡がうかがえる。

 デビュー当初掲げていた「3年以内にA級」の目標に全力で突き進む。