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若手女子レーサー〝有望株〟を探せ‼ 内山七海選手(福岡支部) ママになって急成長。A1昇級も目前

©boatrace

7度目でようやく合格。268走目で水神際の遅咲き

 近況メキメキ頭角を現してきたのが127期の内山七海(29歳)だ。戸田のヴィーナスシリーズ第6戦(~6月23日)で2度目の優出を果たすなど、勢いは本物。急成長の秘密は何か?


 26年後期(2025年11月~26年4月)勝率は自己最高の6・10。ガ然クローズアップは内山だ。

 高校3年の時、母から「おじいちゃん(橋本忠=20期)はボートレーサーだったの」とつげられ、ボートレースという存在を初めて知った。その時からボートレースを意識し始め、16年の福岡SG第63回ダービーの初日を観戦。12Rのドリーム戦で女子の平山智加がコンマ03のトップスタートを決め逃げ切り。これには大きな刺激を受け、「私もボートレーサーに」と強く思うようになった。

 大学(西南学院大学)2年の時にボートレーサー養成所を受験するも不合格。その後もあきらめず受験を繰り返し7度目でようやく合格。レーサーへの第一歩を踏み出した。

 20年9月に養成所を卒業。初勝利は遅く、268走目にしてようやく水神祭を飾った。

 師匠の水摩敦(99期)の下での練習の成果が実を結び、勝率も4点台に伸ばし順調かに見えたが、24年2月3日の常滑2日目から欠場し、11月1日の三国で実戦に復帰した。

 当初は腰を痛めたことが休みの理由だったが、実は産休だったようで同支部の塩田北斗(105期)と結婚していたことがのちに明かされている。

 独身時代は目立った活躍もなく4点台のB1。それが出産後の26年前期(25年5~10月)は勝率5・45。そして26年後期(25年11月~26年4月)は初優出(25年12月の徳山6着)も経験し、勝率もグンと伸ばし6・10。来期(7月~)のA2昇級を決めた。

 成績アップの要因はインでの安定感。さらにアウト戦でしっかりさばく腕を身につけ5、6着が大幅減。接戦にも強くなり、「母は強し」を証明している。

 福岡支部には魚谷香織、竹井奈美、小野生奈、大山千広ら強豪ママさんレーサーが存在するのも後押ししている。

 7月は地元の福岡でGⅢ第13回ウエスタンヤング(19~24日)に出走。8月には徳山第40回レディースチャンピオン(6~11日)でGⅠ初出場を決めている。A1昇級は目前だ。