• TOP
  • コラム

COLUMNコラム

コラム一覧へ戻る

若手女子レーサー〝有望株〟を探せ‼ 谷口佳蓮選手(香川支部) 持ち味のスタート力でイン戦は16戦11勝

©boatrace

兄を追いかけレーサーに。師匠は森高一真

 内山七海と同じ127期の谷口佳蓮(24歳)。丸亀第11回レディースオールスターではともにGⅡ初勝利を飾った。所属する香川支部は女子レーサーの層が厚いことで有名。もまれて、さらなる成長が期待できる。


 谷口は幼少のころから両親とともに丸亀ボートに遊びに行き「将来はボートレーサーに」と夢見ていた。兄の知優が一足先に122期でプロデビュー。自分も絶対になるという信念で、高校(県立三島高校)在学中に受験するも不合格続き。3年の時5回目の挑戦でようやく念願をかなえた。

 高校を中退し養成所に入所。2020年11月26日に丸亀でデビュー。同支部のSGレーサー・森高一真(85期)に師事し、ターン技術や整備を学んできた。

 B2は2期で卒業しB1へ。順調に見えたが、24年前期(23年5~10月)にF2。その後も勝率は4点台半ばを残すものの、5点の壁をなかなか乗り越えられない。それでも25年には多摩川と下関で優出(多摩川2着、下関6着)。今年も2月の浜名湖で優出3着と成長の跡がうかがえる。

 持ち味はスタート。F2の後は自重していたが、昨年の平均スタートタイミングは0・16。今年は5月末まで0・14と切れを増し、レディースオールスターでは5日目の1Rでインから逃げGⅡ初勝利を飾った。

 特にスタート力を生かしたイン戦での信頼度は厚く、今年(1~5月)は16戦11勝、2着2回の好成績を残す。また2コースも16戦5勝、2着1回、3着4回と安定感がある。

 順風満帆かに見えたが、5月末の大村女子戦準優でF。今月下旬の住之江(24~29日)の後、F休みに入り、その後3カ月間女子レース除外となるのは痛い。

 香川支部には大ベテランの山川美由紀を筆頭にA1級の平山智加、平高奈菜、中村桃佳、松尾夏海らに、来期(7月~)A1に昇級する若手の山田理央と粒ぞろい。また同期の清水愛海はA1で活躍し、川井萌はケガでB2に落ちているが、A1を経験し優勝を飾っている。彼女らに追いつき追い越せを胸に秘め奮闘が続く。