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若手女子レーサー〝有望株〟を探せ‼ 三嶌こころ選手(香川支部) SGレーサーの父親の背中を追いかける姉妹

妹さらら(左)と ©boatrace

父に内緒で受験、一発合格。Fを減らせ

 姉妹レーサーとして活躍するのは西岡育未・成美(徳島支部)と土屋南・蘭(岡山支部)に、双子の中尾優香・彩香(福岡支部)らが有名だ。香川支部の三嶌こころ&さららはSGホルダーの父・誠司(69期・58歳)の背中を見ながら成長。このところ粘り強さとしぶとさもつき、たくましくなってきた。

 姉のこころ(132期・25歳)は父から「選手に向いていない」と言われていたが、専門学校(北川学園キッス調理技術専門学校)時代に父に内緒で132期のボートレーサー募集に応募。幼少のころから母と兄や妹と空手を習い、全国大会に出場していたことで1次試験はスポーツ推薦のためクリア。2次試験も突破し見事1回で合格を決めた。

 2023年3月にボートレース養成所を卒業。初勝利は翌年10月15日の222走目。25年前期(24年5~10月)は2・47の勝率をマークしB1級へ昇級した。

 次の25年後期(24年11月~25年4月)は1勝しかできず勝率は2・07に下げたが、続く26年前期(25年5~10月)は3・40。26年後期(25年11月~26年4月)は3・64に上昇した。

「父だと自分を甘やかすと思い」師匠は同支部のA1レーサー・重成一人(80期)に師事。レースのない日は練習に汗を流し、技術向上に励んでいる。

 その成果がはっきり表れ、新期(5月~)は49戦し1着5回、2着8回で勝率は4・45に伸ばしている。

 ただ課題も多い。一番はF(フライング)。スタートは速い方ではないが、デビューしてから6本切っており、期の前半が多い。「2本目は絶対切れない」プレッシャーのためスタートが慎重になる。

 前期も期初め(25年11月2日の多摩川10R)で早々とFを切ったことで、平均タイミングはコンマ23とかなり遅い。勝率を伸ばすためにはFを切らないことが大事だ。

 2番目はアウト戦でのさばきだろう。5コースでは今年21戦し5、6着が12回。6コースは25戦し同15回。差すテクニックを身に付ければ大きな着は減るはず。

 月末には桐生オール女子戦に出走する。