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若手女子レーサー 〝有望株〟を探せ‼ 嶋田有里選手(長崎支部) スタート力とイン戦の強さでA2昇級も視野に

嶋田有里選手(©boatrace)

初勝利は同期でビリだったが……

 130期生は男子の塚越海斗や藤原仙二、中山翔太、西丸侑太朗らがA1級で活躍するが、女子も着実にレベルアップ。嶋田有里(24歳)と羽田妃希(23 歳)は、ともにボートレーサー養成所の入所試験に一発合格を決めたラッキーガール。これからの活躍が期待される。

 熊本県出身の嶋田は12歳の時に長崎県に引っ越し、長崎市立長崎商業高校に入学。高校3年の時に、スポーツで食っていくというボートレーサー募集のポスターを見て心が動いた。「1回だけ受けてみる」と自分にプレッシャーをかけ猛勉強。そのかいがあり見事難関を突破した。2022年3月24日に養成所を卒業し、5月26日の大村1Rでデビュー。勝てない日々が続いたが、332走目の24年9月19日の芦屋6R。4コースからマクリ差しを決め、待望の初勝利。同期では最後となったが、ひとつの区切りをつけたことで、ようやくプロ選手としてスタートラインに立った。

 師匠・中村辰也(103期)の下で腕を磨き着実にレベルアップ。26年前期(25年5~10月)は優出も2度経験(若松=6月、大村=8月ともに6着)。勝率も4・21と急上昇だ。

 前期(26年後期=25年11月~26年4月)は3・94と若干勝率を下げたが、3期連続で切っていたFもつけず平均スタートをコンマ19に伸ばしたのは収穫だ。そして今期(5月1日~8月10日)勝率は4・88と初の5点台に迫る。成績アップの要因は技量の上達はもちろんだが、一番はスタート力。平均タイミングがコンマ17と切れ味をグンと増している。特にインコースは8戦4勝2着1回、3着2回の好成績。2コースでは12戦し2着2回、3着3回。3コースは13戦し2着4回、3着4回と勝ち星はないが、堅実なさばきが光る。あとひと踏ん張りでA2昇級も視界に入ってくる。