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ボートレース福岡(2)穴党向き!9月一般戦はシリーズでまくりが20本も決まった

マクリの醍醐味が楽しめる

 10月10日から福岡ボートではGⅠ「福岡チャンピオンカップ」が開催された。2日目に記者は参戦。


 博多湾に面した汽水の水面は風や潮位の影響を受けやすく、1マークのインが狭いつくりなのでセンターからのマクリが決まりやすいといわれる福岡ボート。9月23日、記者が出かけたのは一般戦で、強豪が走るGⅠの今シリーズと比べるとメンバーは軽いわけだが、参考までに19~24日の6日間のデータをチェックしてみた。


 6日間72レースの決まり手は逃げ28本、マクリ20本、まくり差し10本、差し7本、抜き7本だった。出目は①からが32本だった。この結果は明らかに、イン①号艇が有利な他場とは異なるデータになった。


 とくに前半戦ほど逃げが決まりにくく、初日はマクリ4連勝で5本、2日目はマクリがなんと6本だった。4日目は波が高いため、艇を安定させるために安定板を装着してレースが行われた。それでも逃げは4本しか決まらなかった。


 見方を変えると、福岡の水面は穴党向きということもできる。だが、1マークを回って頭が確定かと安心していたら抜きの逆転もある。また、1周2マークで握って加速して外に流れ、その隙にインから差されるというレースもある。各艇の攻防は最後まで目が離せない。舟券師の腕が試される水面ということができる。


 訪れた23日は4Rから舟券を買い始めた。4R、3連単1590円、5R、同530円をゲットしてチョロいなと思ったのが間違いだった。6Rは2着の⑤がなく、7Rは2着の③がなく、8Rは③のマクリに屈し、9Rは3着④がなく、10Rは3着④がなく、ちょっとずつズレて、1周2マークの攻防などは歯ぎしりしきりだった。


 11R。①②③のボックスで十分と思いながら3着に④を加えてフォーメーションにして、②①③3960円をゲット。3安打で終了することができた。