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ファン直撃インタビュー(多摩川編) 35歳コンビ 記者が声をかけたらいきなり大当たり!?

小学校から幼なじみという35歳コンビ

 スタンドに陣取って舟券検討に余念がないSさんとKさん。小学校からの幼なじみという35歳コンビだが、ボートはSさんが指南役。かたやKさんは今日がボート初体験だ。


「2年くらい前に知り合いに教えてもらって始めました。いつでもどこでもスマホで舟券が買えてレースも見られる手軽さがいいですね。家が近いので普段は江戸川に行くことが多いけど、多摩川にも平和島にも行きますね。今日はKの実家が小平ということもあってここに来ました」


 というSさんの舟券作戦はといえば、


「う~ん、特にこれというのはないですね。しいていえば選手の成績を参考にしていますけど、ほとんどが何も考えずにその時のひらめきで買っていますから。でも、そのせいか今まで大きな的中はないですね」


 そんなS師匠のアドバイスを参考にしながら朝から舟券を買っていたKさんは、


「残念ながらまだ朝から一度も当たっていないけどボートって面白いですね。これはクセになりそうです」


 と、その魅力にすっかりハマったようだった。


 2人に話を聞いていると次のレースの発走となった。取材を中断してしばしレースに注目。舟券を握りしめて声援を送るSさんとKさん。もちろん記者も舟券を買っている。結局レースは1号艇が逃げ切ったものの人気薄の5号艇が2着に食い込んで①⑤④、3連単4210円の好配当。


「やった、やりました! 初めて当たりました!」


 と大コーフンのKさん。


 聞けば①④⑤のボックスを買っていたとか。ちなみに1号艇を軸にしていた記者は5号艇を押さえておらず撃沈。


「当たったのは記者さんに声をかけてもらったからかな。どうもありがとうございました」


 と心優しいKさん。華々しいスタートを飾った彼のボートライフに幸多かれと願うばかりだ。