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内山信二さん(下) テレボートで800倍的中! 新幹線の中で雄たけびをあげた思い出

「金運さま」のおかげか

最後の最後で穴をゲットした児島ボート。帰りはグリーン車

 ボート大好きタレントの内山信二さん。住之江SGグランプリのことや、大穴的中の思い出を語ってもらった。(2024年1月10日掲載) 


 住之江のSGグランプリ、舟券は取れませんでした。でも、迫力がありましたよね。

 僕が狙ったのは6号艇の茅原悠紀選手。茅原選手は僕がボートを始めた2014年の平和島グランプリで優勝しました。あの時の茅原選手も6号艇で、6コースから差しを決めての優勝。グランプリで6コースからなんて無理だろうという中での優勝だけに、今もものすごく印象に残っています。

 23年グランプリは進入の動きがありました。6号艇の茅原選手は前づけするレースかな、4、5号艇が外のダッシュかなと思っていたのですが、回り直して6号艇だけ6コースからのダッシュ。イチかバチかです。そういうところがいいですね。茅原選手は12月の芦屋GⅠを優勝した時に「グランプリは優勝を狙う」と言っていたし、今回はアシもよかったから、ハズれてもいいやと思って狙いました。舟券は取れなかったけど、また強いレースを期待して買いたいと思います。

 これまで記憶にあるレースは6年くらい前の児島ボートの記念の優勝戦です。その時はプライベートで出かけ、泊まりがけで2日間やりました。

 前日はちょっとの負けだったけど、最終日は優勝戦の前までまったく当たらない。穴党の僕には取れないようなガチガチのレースばかりだったというわけではなかったのに。途中で3連単が1000倍を超える、新人が水神祭をあげたレースもあったのにカスリもしなかった。資金も底をついてどうしようもない状態でした。

 優勝戦は1号艇が茅原選手、2号艇が吉田(拡郎)選手で、茅原選手から人気になっていた。舟券的には3連単①②から全とか、①全②の8点を買っとけば当たるレースという感じ。でも、僕は①③④、①④③とかを買って、あとは②から穴を狙いました。

 そうしたら、吉田選手がツケマイ気味にマクって、3連単は②③④か②④③で入った。配当は万シュウ。それを3000円くらい買っていました。それで前日からの負けを一気に取り返すことができ、帰りの新幹線はグリーン車。児島まで出かけて、オケラならどうしようと思っていたら、最後の最後に儲けることができて、本当にうれしかった。


もうー、毎日がボート漬けです

僕は、大穴は1600倍が最高だけど、テレボートで買った平和島で800倍くらいの舟券を取ったこともあります。その時は名古屋からの仕事帰りで、新幹線の中でスマホで買いました。女子の関野文選手が出ているレースでした。

閉め切り間際で時間がないので、⑤⑥③と⑤③⑥の2点だけ1000円ずつ。④が仕掛けてインの1号艇をグッと締めて①も④も飛び、⑤⑥が差して1、2着かという読み。③を買ったのはアシがよさそうだったからで、予想がドンピシャで当たった。ただ、⑤の関野選手が前をかわすかなというタイミングで新幹線がトンネルに入って、映像が固まっちゃった。えっ? どうなったって慌てちゃいましたね。それで、トンネルを抜けたらまた映像が動いて、⑤⑥③になっていた。この3連単が800倍。この時はマネジャーも一緒で当たったとわかった瞬間、2人で興奮して雄たけびをあげていました。周りの人には申し訳なかったです。マネジャーにはご祝儀をあげました。

それにしても、読みが完璧、2点で800倍を仕留めたというのがうれしかったし、あんなことは後にも先にもあの時だけですね。レースの配信の仕事が多いのは下関、尼崎、多摩川、それから江戸川や芦屋などです。後輩芸人の中川おさむと一緒にやることが多いですね。レース場に行くと選手のみなさんと知り合う機会も多くて、応援したくなります。佐藤翼選手や土屋南選手とYouTubeでコラボさせていただいたり。そうするとその選手の舟券を買わなきゃというので、ついつい40点とか点数が多くなります。

前回もお話ししましたが、必ず買うのは原田幸哉選手。1号艇の時は①全全は買いませんが、6号艇なんかの時は⑥全全を買って穴を狙うことが多いですね。もうー毎日がボート漬けです。(聞き手=峯田淳)