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ボートレース徳山(後編) 12Rで万シューをゲット! 気分よく錦帯橋見物

帰りに錦帯橋をぶらぶら

激戦模様を体感するなら西スタンドがベスト

ボートレース徳山

 徳山ボートはスタンドの2階の外に、アーチ形のバルコニーなどがデザインされ、とても観戦しやすい。

 風の強い冬場はともかく、穏やかな季節はゆったりした気分になれる。西スタンドは1マークが目の前なので、激戦模様を体感するには、ここに陣取って観戦するのがベストだ。

 出かけたのは2023年12月3日。一般戦、6日間開催の3日目。

 舟券は8R、9R、10Rと3連続で的中。逃げが続いていたので、8Rはそろそろ差しかマクリの決まり手がつく頃だろうと考えて②と④の頭から。②号艇、国崎良春の差しが決まり、3連単②④①2510円。

 9R、10Rはチャプチャプした満潮の水面になった。潮位が高くなるほどさばきがポイントになるというが、どんな結果になるのかと思ったらインの逃げが決まり、9Rは3連単は2番人気の850円、10Rは1番人気の750円だった。

 

4点ボックス買い、大成功

満潮時はイン有利だが、なぜか波乱レースの予感が……

 8Rは②号艇がトップスタートを切ってのもの。9R、10Rは横一線に近いスタートでインの逃げが有利に展開したものだった。

 11Rも①の逃げ、舟券はドボン。

 最終12Rもこの流れだろうと思われた。ここは初日12Rで落水したものの、あとの2走を2連対の①松田大志郎、4戦2勝の②関浩哉の2連単①②で堅そう。オッズは1倍台だった。だが、8Rのように流れが変わる予感が……。そこで①②から3着2点を買い、より配当がいい②①から3点押さえた上で、①②③⑤の4艇BOXを購入。

 レースは⑤がトップスタートを切り、インの流れを断ち切る鮮やかなマクリで頭。2着②、3着①、3連単⑤②①は2万6470円の穴に。3着は①と③と④がデッドヒートを展開し、仮に③の3着なら5万380円の大穴だったが……。

 まあ、あまり欲はかくまい。

 穏やかな気候と、一般戦で選手の優劣が比較的わかりやすいシリーズだったこともあって舟券は買いやすかった。もちろんプラス。足取りも軽い。

 終了後は徳山駅に急いで、こだま号で10分の隣の新岩国駅へ。さあ、観光だ。新岩国駅からも近い宮島へは2度行ったことがあるので、初めての錦帯橋へ。駅からはバスが出ているが、懐が温かいので、タクシーに乗って錦川沿いを10分程度、料金は2000円くらい。観光客に交ざって、アーチに組まれた板張りの橋を上ったり下りたり。川の向こうに、公園を挟んで、標高約200メートルの高さに天守が見える。お城へはロープウエーで400メートル。その天守からは錦帯橋が小豆くらいの大きさだった。

 新岩国駅周辺には飲み屋がないので、駅の土産店でビールと山口の名酒獺祭を買い、錦帯橋で買ったアユの塩焼きで“居酒屋新幹線”となった。

 (峯田淳)