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みんなのボートレース学校⑩ 〝舟券上手〟な先輩たちの買い方

「1着が堅い」れーすを探す

 舟券はやみくもに買っていても当たるものではないし、ましてや儲けにならない。先輩たちはどんな買い方をしているのか――参考にするのが成功への近道だ。

・1レース何点くらい買うの?

「オレ? そうだなあ、オレは基本12点かな。フォーメーションで①―②③④―②③④⑤⑥って感じ。難解なレースで頭が絞れないときは①②③―①②③―①②③④⑤でマックス18点」

 全国24場を股にかける旅打ち名人J氏がこう明かす。

 当たらない、取りたい、焦る、迷う、買い足す……気づいたら20点、30点になっているのがボートレース。そんなときに限って堅く決まり、大きく取りガミ――よくあるパターンだ。

「全部のレースを取りにいったら、そりゃあ、勝てないよ。捨てるレース、ケンするレースもつくらないと破産。ま、見てるだけじゃつまらないという人は、3艇BOXの6点とか1、2着固定の流し4点で“遊ぶ”のが、いいんじゃない」

 さすが、24場股にかけても破産しないJ氏のアドバイスだ。

 そうだ、不確実性は捨て、取れそうなレースを確実にモノにするのが必勝法なのだろう。ところで、

・「1着が堅い」レースはどうやって探すの?

 この道30年、平和島を“庭”にしている大ベテランKさんに聞いた。

「あるんだよね、1号艇で決まり! というレースが。A1の実力者が1枠に入った場合はもちろんだけど、それ以外にも。たとえば、どのレース場でもやっている企画レース。ファンが舟券を取れるように1枠だけA1選手、ほかはB級で組まれるから間違いなく取れる。あとはSGやGⅠなどのグレードレースの優勝戦。まぎれることはほとんどない」

 レース場によっても、インが強い、弱いがあるそうで、最新のデータでは、インが強いのは徳山をトップに大村、下関、芦屋、住之江の順だ。

 天候に左右されない天気のいい日に、1枠からフォーメーションで12点買いを続けてみるのはどうだろう。

 次回も舟券上手な先輩にBOX買いや2着3着固定のテクニックを聞く。