• TOP
  • コラム

COLUMNコラム

コラム一覧へ戻る

ビギナーのエンジョイボート挑戦記④ SG途中中止の戸田で常滑のレースを買ったら、出たー10万舟券

3連単1191倍を伝えるボード

かなり玄人的な買い方をしたつもりだったが……

 3月18日、ボートレースクラシック開催4日目の観戦に訪れた筆者だったが、強風のためまさかの7R以降中止。舟券挑戦2日目にしてSGでは初というレアケースにぶつかってしまった。

 そんな自分の不運を嘆きながら、このまま1レースも舟券を買うことなくすごすごと帰るしかないのかと思っていたら、「じゃあ、他場でも買いますか」(ゲンダイ担当氏)と天の声が降りてきた。

 そうだ、その手があったと、まずは締め切りが一番近い唐津の最終12Rから勝負スタート。まだまだ初心者の僕はボートのセオリーである1号艇を軸にして予想を組み立てる。そこにゲンダイWEBの印を参考に加え、このレースは①―④―全、①―全―④と購入。ところが結果は②①③で入って3連単53・7倍の好配当。え、初めて舟券当てた時みたいに何も考えず①②③のBOXで買ったら当たってたじゃん……やっぱりボートは黙ってインから順番に買っとけってこと?

 もちろん、この1レースだけで終われるはずがない。続いてはGⅢ戦が行われていた常滑へ瞬間移動。第9R、ここも1号艇を軸にと思っていたが、2号艇の選手が最高ランクのA1級。対して1号艇はB1級の選手だから逆転があるかも。ならば1着2着は①②で折り返し、3着にA2選手の③、A1選手の⑤を入れてみた。つまり①②―①②―③⑤の3連単4点という実に玄人的な買い方で勝負。


筆者購入の舟券 トホホ

またも、レアな体験をしてしまったのだ、ハハ

 ところが期待の①、③、⑤がことごとく圏外へ飛んでしまい、④②⑥で決着。3連単の配当はなんと1191・3倍、10万舟券だ!

「いやあ、10万舟券なんて私もリアルタイムで初めて見ましたよ、ハハ」なんてゲンダイ担当氏がのんきに笑っていたが、そう、こんなバカげた配当はもう笑うしかないですよね、ハハ。

 続く常滑10Rも①―③④―全と買ったが、6号艇が2着に突っ込み①⑥③でジ・エンド。唐津から数えてスリーアウトとなったところで、舟券挑戦2日目を打ち止めとした。くそー。

 それにしてもSGのレース途中打ち切り、常滑の10万舟券と1日の中で次々とレアな体験をしてしまった。

 何より配当が低めと勝手に思っていたボートレースでも超大穴が飛び出すことが分かったのは収穫。いつか僕も万舟券を取りたい。そのためにはもっと研究が必要なのだ。=つづく=

 (森永 淳洋)