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ビギナーのエンジョイボート挑戦記⑥ もう勝ったも同然!

さあ、平和島にやって来たぞ

平和島をホームにする記者さんが手ほどき

「今度はぜひ、私のホームコースである平和島に行きましょう。江戸川とは一味違う世界をご案内しますよ」

 先日、日刊ゲンダイのボートレース担当・清水記者から、こんなメールをいただいた。

 なんてうれしいお誘い。モチのロンですと、二つ返事で4月25日、ボートレース平和島に行ってきました。

「ようこそ。平和島は僕の家のようなものですから」と、この日もニコニコ笑顔の清水記者。

 え、庭じゃなくて家ですか。確かに清水記者が平和島の場内に住んでいたとしても違和感なし。そんな“平和島のヌシ”に手ほどきしてもらえるのだから、今日は勝ったも同然だ。

 だがこの平和島のヌシ、そう慌てなさんなとばかりに「舟券の前に案内したい場所があるんです」と手招きする。ついて行くと、そこはレストラン「BAY SIDE」。なんでもここの「ペラ丼」が平和島の名物メニューだそうだ。

 

チャーシューが3枚、広がっているペラ丼

勝負の前に〝ペラ丼〟で腹ごしらえ。味はSG級

 ん、ペラ丼って、なんじゃそら? と思っていたら、運ばれてきた丼をひと目見てビックリ。確かにペラが丼の上でお花のように咲いている。もちろん本物のペラではない。分厚いチャーシューが3枚、今にも回転しそうに広がっていた。さらにペラに囲まれるように鎮座しているのはトンカツ。見るからにボリュームたっぷりの豪華丼だったのです。

 食べてみると、甘めのタレがペラチャーシュー、トンカツと抜群にマッチ。見た目のインパクトに全く負けないおいしさだ。

 レストランのスタッフに話を聞くと、かつて丼の真ん中はポテトサラダだったが、トンカツに替えてボリュームアップ。平日開催でも毎日10食以上の注文が入る人気メニューとのことだ。

 見た目も味もSG級のペラ丼。読者の皆さん、平和島に行った際にはぜひ召し上がってみてください。ちなみに清水記者によればカレーも絶品とのことです。

 さあ、満腹になったところで、お次はいよいよ舟券ですか?

「そうですね、でもその前に紹介したい人がいるんですよ」

 向かった先に見えてきたのは、予想屋「金ちゃん」の看板。いわゆる場立ち予想しているおじさんなのだが、これがとにかく強烈なキャラクターだったのだ。どれくらい強烈だったのかというと……それは次回で。 =つづく=

 (森永淳洋)