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ビギナーのエンジョイボート挑戦記⑰ さあ、「日刊ゲンダイ杯」優勝戦だ

①のアタマ固定で、⑥をからませた舟券

ここは「平和島あるある」で一発逆転するゾ

 日刊ゲンダイ読者の皆さんは「平和島あるある」というものをご存じだろうか?

 平和島で舟券を買う時の“格言”と言っていいかもしれない。例えばこういったものがある。

■群馬支部が強い

■①アタマ(イン逃げ)の万舟は買い

■50歳以上のベテランは買い

 これらは全てゲンダイの清水記者が教えてくれたもの。「平和島は家」と断言するベテラン記者おすすめの「あるある」なのだから、その信ぴょう性は言うに及ばず。しかも決してオカルトめいたものではなく、いずれの言葉も見ての通り、平和島の長い歴史が積み重ねてきた「データの産物」とも言えるのではないだろうか。

 この中にはもちろん優勝戦限定の「あるある」も存在する。

■優勝戦は①が勝って⑥が絡む

 つまり、買い目としては①―⑥―全、または①―全―⑥になるというのだ。

 一般戦だと6号艇が人気になるレースもしばしばあるが、優勝戦ともなるとたいていは人気薄。ということは⑥が舟券に絡めば高配当間違いなしということだ。

 6月16日、「日刊ゲンダイ杯」の優勝戦。前日からの予習も含めて検討した結果、やはり今節絶好調の①石川真二選手(54)のアタマは堅そうに思えた。「50歳以上のベテランが強い」とも符合している。

 となると、ますます①、⑥絡みがお宝満載の金脈に見えてくる。ならば、これはもう「あるある」通りの①―⑥―全、①―全―⑥しかない。これで最終一発逆転だ!

平和島ではベテラン選手重視

……と、レース前は指折りで儲け額を数えていたのだけど、結果は②小坂宗司選手に全速まくりを決められ、①は意気消沈してしまったのか、まさかの最下位6着。②―⑤―③160倍の万舟決着で終わったのだった。ガックリ……。

 あぁ、この日は結局、トータル3000円ぐらいのマイナス。連載がスタートした3月江戸川の「日刊ゲンダイ杯」以来、3カ月ぶりの社杯で成長した姿を師匠・清水記者をはじめゲンダイ担当さんにお見せしたかったが、完全に力不足でした。

 次回の社杯は秋予定とのことなので、それまで引き続き舟券修業にまい進するしかありません!

 ちなみに「平和島あるある」で気になったのが、「①②⑥BOXを買い続ければプラスになる」。これ、ちょっとやってみようかな……。 

 =つづく

 (森永淳洋)