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わたしたちの〝ボートレース愛〟聞いて」! ターリーターキー② 同期の推しレーサーで万舟券取れたら最高 

「しっかり儲けよう」「そっちかい」

他人と思えない新開航選手らの118期生。私たちとデビューが一緒なの

 公私ともにボートレースにどっぷりハマっている女性お笑いコンビ「ターリーターキー」の玉遥香さんなみはるかさん。前回に引き続き、今回も推しレーサーのことや競馬との違いをたっぷり語ってもらった。


なみ「この間、5号艇の新開航選手を頭で買ったら3万舟になって久々にテンション上がったわ」

「新開選手って、なみちゃんの推しレーサーやったっけ?」

なみ「何いってるの。新開選手や栗城(匠)選手、宮之原(輝紀)選手らの118期がデビューしたのが2016年の5月。私たちターリーターキーがデビューしたのも同じ2016年の5月。いってみれば118期は同期と一緒だから他人事だとは思えないって話をしたじゃない」

「あかん、そうやった。すっかり忘れとった(笑)」

なみ「ちゃんと覚えといてよ。それにしても、GⅠとかの大きなレースで118期が勝つと、同期がこんなに頑張っているんだから、私たちも負けないように頑張ろうって思っちゃうよね」

「そうやね。もっとしっかり儲けてやろうって力が入るわ」

なみ「そっちかい。仕事じゃないんかい(笑)」

「そりゃそうや。だって私が何でボートレースが好きかといったら、迫力満点なスポーツということももちろんあるんやけど、それと同じくらいに公営競技やからお金を賭けられるということが好きなんやもん。そう考えるのも仕方ないで」

なみ「なるほど、それはいえる。確かに推しレーサーで万舟取ったら余計にうれしいもんね」

ボートレースのこと、何も知らんけど楽しめる。幸せやな

「そもそもボートレースって3連単だと120通りじゃない。これが競馬の18頭になっちゃうと数えきれないくらいのとんでもない数になる。私がボートレースにハマった理由はお金が好きっていうのもあるけど、120通りだから分かりやすくて当たりそうな気がするってところにもあるんよ。なみちゃんはレーサーのこととかレース場のこととかもとっても詳しく知っとるやん」

なみ「そうでもないけど、まあそこそこには」

「でも、私は自慢するわけやないんやけど、ボートレースのことはほとんど何も知らん(笑)。永遠のライト層、永遠の素人や。それだけは間違いなくいえる。そやけど、こんなに毎日楽しめてあちこちからお仕事もいただいて、ボートレースファンの皆さんの仲間に入れてもらっているんやから幸せやなと思っているんよ」

なみ「そうだね。私もそれはすごく感じているわ。だからこそもっともっとボートレースのことを知って、ファンの皆さんにボートの楽しさや魅力をお伝えしていきたいわ」

「さすが、なみちゃん。いいこというわ(笑)」

(取材・構成=清水一利)


プロフィル▽玉遥香(たまはるか=写真㊧)1989年大阪府生まれ。34歳。なみはるか(同㊨)1992年東京都生まれ。32歳。2015年、誰でもいいと相方探しをするも断られ続けていた玉を、男女コンビを志望していたなみが見かねて「仕方なく」(なみ談)コンビを結成。キングオブコントでは2020年に自己最高となる準々決勝進出。