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コラム一覧へ戻る公開日
2024年09月12日
17:01
更新日
2024年09月12日
17:01
イチ押し ツヨカワ女子レーサー 高憧四季選手 24歳 デビュー4年でA1入りの逸材

©boatrace
試練が続く「次世代のエース」候補
近畿地区から大物を予感させる女子レーサーが現れた。デビュー4年でA1に昇級したことから「次世代のエース候補」と呼ばれる高憧(たかはた)四季(124期・大阪支部・24歳)。
高校(大阪学芸高校)を卒業後、スポーツ推薦枠でボートレース養成所を受験し、一発で合格。入所式では新入生を代表し誓いの言葉を述べている。
2019年3月に卒業。多くの新人はプロ初勝利を挙げるまで苦労するものだが、高憧はわずか17走目の住之江(7月23日第1R)で達成した。師匠の夏山亮平(101期・大阪支部)や先輩レーサーからモーターやプロペラ調整のアドバイスを受け、腕もメキメキ上達。
デビュー3年の22年後期(対象期間21年11月1日~22年4月30日)にはA2に昇級。
さらに23年3月18日の下関ヴィーナスシリーズでは2コースから差しを決め、うれしい初優勝を飾った。しかし同年4月15日の平和島第5Rでアクシデントに見舞われた。インから逃げて先行するも他艇のフライングを事故と勘違いし2周1M手前で急減速。1着は取ったものの不適格な航法で即日帰郷。3カ月間の懲戒処分を受けた。
この期は6・20の勝率を残し、次の期(7月1日~)初のA1級入りを決めたが、うれしさと悔しさが交差。反省点が多い期となった。
復帰初戦の蒲郡(8月)でいきなり優出3着と実力を証明。その後も浜名湖(9月)同2着、続く大村(10月)同4着と好走。勝率も7点台に伸ばした。ただ出走回数が64回とA級条件(A2は70回以上、A1は90回以上)をクリアできず、次の期(24年1月~)はB1級へ逆戻り。
期が変わり、A1復帰を目指した矢先に再び悪夢が襲った。12月の尼崎ヴィーナスシリーズ優勝戦で痛恨のフライング。このペナルティーで休み明け後6カ月間女子レースは出場停止となった。
男子相手のレースが続いても前期は5・67の勝率を残しA2に。ただ今期(5月~)はリズムがかみ合わず勝率は5・05と低迷。さらに7月の江戸川ではフライングも切り、踏んだり蹴ったり。
F休み明け初戦は唐津(9月23~26日)。その後は徳山オール女子戦(10月6~11日)を走る。勝率をどこまで伸ばせるか。A1カムバックへ、大器の奮闘が続く。