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ビギナーのエンジョイボート挑戦記㉚ 「ツヨカワ3人娘」で勝負した徳山オールレディース

見事なマクリを見せてくれた野田彩加選手(©boatrace)

やったー、ゲンダイさまさま……あれ?

 日刊ゲンダイボートレースの大人気企画と言えば「イチ押し ツヨカワ女子レーサー」で間違いない。WEB版では常にアクセスランキングの上位を独占。そんな人気ぶりをうらやましいと嫉妬しつつ、女子レーサーたちの選手としての特徴や素顔、エピソードを知ることができるのだから、これは確かに面白い。

 かく言う僕も女子戦を追いかけるにあたって、貴重な情報としても重宝しており、実際に「ツヨカワ」で知った選手で舟券を取らせてもらったことが何度もある。

 10月6~11日に行われたG3徳山オールレディースでは、そんな女子戦の“バイブル”から3人(実森美祐選手、高憧四季選手、野田彩加選手)も出場。僕の狙いはもちろんツヨカワ3人娘だ。

 まずは最終日8R、学生時代は空手チャンピオンだったという④野田選手の回し蹴りのようなキレ味抜群のマクリが決まった。「やった、ゲンダイさまさま!」。だが喜んだのも束の間、2着には今節ここまで不調だからと軽視してしまった①矢野真梨菜選手が残っている。

 結果、3連単④①②51・2倍の高配当舟券は買っていない! ④②①なら持っていたのに……ぐぎぎぎ……!

 続く9Rは①高憧選手のイン逃げに期待したものの2着でガックリ。

2着争いを制した実森選手(©boatrace)

実森選手ありがとー

 ならば残るは優勝戦、②実森選手に全てを託すしかない。とはいえ、ここは実績上位の①田口節子選手の牙城を崩すのは難しそう。というわけで、まずは①―②―③④⑤を本線として厚めに、押さえで②―①―③④⑤の6点で勝負することにした。

 レースは3コース進入となった実森選手が渾身のマクリ……も、やはり田口選手が強くてアタマまでは届かない。となると焦点は2着争い。インから差してきた③角ひとみ選手との師弟対決となったわけだが、実森選手は2マークでも握って全速旋回だ。すごい!

「マクれ、マクれー!」

 これが見事に決まって2着を確保。3連単①②③は7・3倍の本命サイドだったけど、いつもより多めに買っていた分、この日のマイナス分をどうにか取り返してトントンに持ち込むことができた。実森選手、ありがとうー。

 この日のツヨカワ3人娘は合計5走して1着1回、2着3回の大活躍。僕の買い方が下手だったから1レースしか舟券を取れなかったけど、やっぱりゲンダイの「ツヨカワ」は頼りになる。今後も熟読していこうと誓った僕でした。 =つづく

 (森永 淳洋)