イチ押し　ツヨカワ女子レーサー　北村寧々　22歳　アイドル顔負けのルックス

かわいい！　©boatrace

地元・大村レース場の看板娘。ＣＭにも登場

　女子レーサーの中でもピカイチの可愛さ、アイドル並みのルックスと評判なのが北村寧々（１２８期・長崎支部）だ。なぜレーサーに――？

　高校（長崎県立鳴滝高校）３年の時、将来について考えていた際にバイト先の店長から「ボートレーサーなんて面白いかも」の言葉で興味がわいた。

　父がボートレースのファンだったことも後押しとなったようだ。

　１２８期のボートレーサー養成所の試験を受けると見事一発で合格。１年間の厳しい訓練に耐え抜き２０２１年３月に選手登録。５月の大村でデビューした。

　次の期（５～10 月）にＦ２本を切ったが、落ち込むことなく休みが明けた翌年の22 年２月５日、徳山７Ｒで大外からトップスタートを決めひとまくり。67走目でプロ初勝利を飾った。同シリーズに斡旋されていた師匠の宮本夏樹（１０２期・長崎支部）と一緒にドボン。うれしい水神祭の祝福を受けた。

　その後も師匠の下で腕を磨き切磋琢磨。勝ち星は順調に増え、勝率も４点台まで伸ばしている。

　23年の蒲郡ＧⅡ第７回レディースオールスターでは勝率が２点台にもかかわらず、ファン投票41位で選出。翌年のびわこ第８回レディースオールスターでは22位で選ばれた。このことからも人気のほどがうかがえる。

　ただ、この４年間を振り返るとＦ６本はいかにも多い。成績を上げるためにはいかにＦを減らすかが課題となりそうだ。

　趣味はバイクに乗ること。Ｆ休みの期間中とか、斡旋がない日は愛車のＨＯＮＤＡＣＢＸ４００Ｆでツーリング。九州各地を疾走している。

　デビュー期の21年には地元・大村ボートのＣＭに起用され話題になった。23年にリニューアルされたＣＭにも出演し、彼女を支えてくれている大村の看板娘としてＰＲに一役買っている。

　さらに美容クリニックの公式アンバサダーにも就任。また北村コラボグッズも販売。登録番号「５１９５」がプリントされたパーカは人気商品だ。

　今期（５～10月）はＦや転覆の影響もあり、勝率は４・47とＡ２級には届かなかった。現在はＦ休み期間中で、復帰は住之江一般戦（11月29日～12月３日）。期が変わり、Ｆなどの事故率も消え気分一新で臨む。

　ターンスピードにも威力を増し、地力アップは著しい。

　来期はＡ級昇級、そして初優出、初優勝を目指す。