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ボートレース住之江 特製クオカードを10人にプレゼント!

GP初戴冠に突き進む馬場貴也

いよいよ12月17日からSGグランプリ開催

 ボートレース住之江で17日(火)から22日(日)まで「SG第39回グランプリ/グランプリシリーズ」が開催される。賞金ランキング上位18人がしのぎを削る年末の大一番。本サイトは堂々の1位で乗り込んできた馬場貴也(滋賀)が、悲願の初頂点に駆け上がるとみた


 ついにこの日がやってきた。1年間にわたるシ烈な賞金バトルを勝ち上がった精鋭たちが、V賞金1億1000万円をかけて激突する最終決戦。聖地のナイター水面で誇らしげに黄金のヘルメットをかぶるのは 2位に2000万円以上の大差をつけてトライアル2ndの1号艇をゲットした馬場だ。


「本当にすみませんでした。自分のウイークポイントが出てしまった。そこをしっかりと強くなれるように頑張る」


 馬場がファンに頭を下げたのは、2年前の大村グランプリだった。なぜ謝らなければならなかったのか。その大会に賞金ランキング1位で出場した馬場は、トライアル2ndの1走目で1号艇に座りながら痛恨のミスを犯す。圧倒的な人気を集める中、スタートのタイミングを合わせそこねて最遅のコンマ20。舟券の圏外となる4着に沈み、ファンの期待を大きく裏切ってしまったのだ。それから盛り返して優勝戦の切符をつかみ、6号艇から2着に突っ込む意地を見せた。だが、自身初となる賞金王のビッグタイトルは、わずか45万円弱の微差で白井英治(山口)に奪われてしまった。


 馬場にとって今大会は、2年前の借りを返す舞台でもある。その時の悔しさを晴らすべく、初の黄金ヘルメット、初の賞金王をゲットしてファンに恩返しするつもりだ。


 一方、そうそうたる猛者たちも黙ってはいない。まずは4年ぶりに帰ってきた地元の〝絶対王者〟こと松井繁(大阪)。これまでSG12V、G1は60Vと抜群の実績を誇るが、グランプリでの強さも秀逸だ。過去23回の出場中、優出が16回、優勝が3回。走り慣れた地元水面で前人未到のグランプリ4V、そして歴代最年長55歳でのSG制覇に燃えている。


 さらに、グランプリ初Vに突き進む選出順位2位の毒島誠(群馬)。10年前に6号艇からグランプリを制した茅原悠紀(岡山)。現役最強レーサーの呼び声高い峰竜太(佐賀)。これらの強豪たちも侮ることはできないだろう。

リベンジに燃える丸野一樹

シリーズ戦の主役は丸野一樹

 そして、もうひとつのSG「グランプリシリーズ」も熱いバトルが展開されそうだ。グランプリの「露払い」などでは決してない。賞金ランキング19位から60位までのレーサーたちがビッグタイトルを目指す本格バトルなのだ。


 中心となるのはズバリ、丸野一樹だ。グランプリ出場への賞金ランキングが確定する11月下旬の下関SGチャレンジカップをF休みで欠場。大会前のランキング18位から20位に転落してグランプリ切符を逃した。その悔しさを晴らす舞台でもあるだけに、GⅠ通算8Vの底力が爆発しそうだ。


 また、山口剛も丸野と同じF休みで17位から19位に落ちて次点に泣いた。こちらも逆襲に燃えているのは間違いない。さらに寺田祥、森高一真のSGウイナーに、今年の近畿地区選でG1を初制覇した地元の山崎郡にも注目しておきたい。

 

 さあ、聖地で繰り広げられる最高峰の熱戦に骨の髄までしびれよう――。


特製クオカード

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