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ニュース一覧へ戻る公開日
2025年06月10日
19:22
更新日
2025年06月10日
19:39
江戸川「Sammyカップ 男女W優勝戦」優勝は中辻崇人&淺田千亜希
優勝した中辻崇人(左)と淺田千亜希
悪天候で中止打ち切り相次ぐ
6月5日からボートレース江戸川で開催されていた男女各2準優制の6日間シリーズ「Sammyカップ 男女W優勝戦」が10日、最終日を迎え優勝戦が行われた。
悪天候にたたられ、強風で水面が悪化し周回短縮・中止打ち切りが相次いだ今シリーズだったが、準優勝戦は男女とも安定板装着の3周戦で行われ、2戦とも順当な決着となった男子に対して女子はともに両1号艇が敗退、高額配当が飛び出す波乱の決着でファンを驚かせた。
優勝戦に進出したのは、男子は予選をトップ通過、デビュー初Vがかかる小原聡将(A2・東京)が1号艇をゲット。以下、2 中辻崇人(A1・福岡)3 前原大道(A2・岡山)4 前田将太(A1・福岡)5 岡部貴司(B1・岡山)6 川上剛(A2・福岡)の面々。
一方、女子は4月の鳴門ヴィーナスシリーズでデビュー以来12年目にして初優勝を飾った小池礼乃(B1・東京)を1号艇に、以下2 石井裕美(B1・東京)3 淺田千亜希(B1・徳島)4 西舘果里(B1・東京)5 平田さやか(A2・東京)6 藤原菜希(A1・東京)となった。
優勝戦は男女とも朝から降り続いた雨の中で行われ、男子は1周目の1マークで1 小原をマクった2 中辻がトップに立つとそのまま3 前原、4 前田、5 岡部の追撃を振り切ってゴール。江戸川は7回目、通算では85回目の優勝となった。その一方、今回で5度目となった優出は全て江戸川で、2年前に続く1号艇で初Vを目指した小原はまたしても涙を飲んだ。
また、女子は1 小池がスタートをミス。先を行く2 石井を冷静にとらえてマクった3 淺田が終始危なげなくレースを進め、江戸川初、通算では42回目の優勝を飾った。
レース後、2人は、
「モーターの仕上がりはよかった。チルト2度でツケマイは合格点。ただ(チルト2度の)足は生かせてなかったけどね(苦笑)。今後の目標は決めちゃうと空回りするので定めないけど、調子を崩さないように頑張ります」(中辻)
「約9年ぶりの江戸川でしたが、頑張れました!ありがとうございました!」(淺田)
とそれぞれの言葉で喜びを語った。