蒲郡「日刊ゲンダイ杯争奪　蒲郡トトまるナイト特別」　岩永雅人が念願の地元初Ｖ！

岩永はトロフィーを手にガッツポーズ

４カドから大混戦をさばいて鮮やかなマクリ差し一閃

　ボートレース蒲郡で６月23日（月）に本社杯「創刊50周年記念 日刊ゲンダイ杯争奪 蒲郡トトまるナイト特別」の優勝戦が行われ、４号艇の岩永雅人（愛知）が荒れた展開を見事にとらえて今年３Ｖをマーク。通算でも３回目の優勝となり、風光明媚な三河湾で会心の笑みを浮かべた。

　レースは展示通り、枠なり３対３で決戦のゴング。スタートは６艇ともコンマ０台の大混戦の中、圧倒的人気を背負った１号艇の新田泰章が先マイを図ろうとするところへ、エース64号機を駆って直線を伸ばした３号艇の青木幸太郎がマクリ強襲。互いに引かない２人は１マーク手前で衝突し、新田が脱落。青木もその影響を受けて失速し、岩永が巧みに間げきを突いて強烈なマクリ差し一閃。歓喜のＶゴールへ飛び込んだ。

「地元で優出もできてなかったので、優勝できて最高です。新ペラでしたが、なかなかいい感じに調整できました。青木さんがずっと追いかけてきていたので、最後まで必死に走りました。地元でまさか優勝できるとは思ってなかったのでうれしい。これからもっと大きな舞台に立てたらいいなと思います」

喜びをかみしめる岩永㊨

表彰式で今年３回目の晴れ姿

　レース後の表彰式で日刊現代大阪・日小田正弘取締役代表から優勝トロフィーを贈呈された岩永は、大盛り上がりのファンを前に破顔一笑。次節の津一般戦に向けて弾みをつけた。

　なお、２着に青木幸太郎、３着に里岡右貴が入り、３連単の配当は４ ３ ６ 9,290円の波乱となった。ちなみに「日刊ゲンダイＢＯＲＴ ＲＡＣＥ ＷＥＢ」蒲郡最終日の全12レース予想は、６Ｒから６連続的中など回収率101％の黒字だった。