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徳山ボート「SGオーシャンC」西山貴浩が悲願のSG初V!

満面の笑みを浮かべる西山

インから堂々の圧逃劇で7度目の正直

 ボートレース徳山で7月27日(日)に「SG第30回オーシャンカップ」の優勝戦が行われ、1号艇の西山貴浩(福岡)がインからコンマ11のトップスタートを決め、SG7回目の優出で初のビッグタイトルを手中に収めた。「足は納得の仕上がり。緊張すると思うけど、それを味わうために選手になった。最初から勝ちに来ているので、一発で決めます」と宣言した通り、デビュー20年目でついに大願成就した。


 真夏のチャンピオンを決めるレースは展示通り、枠なり3対3で決戦のゴングが鳴った。万全に仕上げた73号機に全幅の信頼を寄せる西山はスタートに全集中。1マークでは完璧なモンキー姿勢でターンを流さず、2号艇・馬場貴也の1番差し、3号艇・河合佑樹の外マイを冷静に封じ込んだ。バックでは早々と後方を振り返る余裕を見せ、ゴールに飛び込むと会心のガッツポーズ。「ニ・シ・ヤマッ、ニ・シ・ヤマッ」と沸き起こるファンの熱烈コールを受け、喜びを爆発させた。


「道中は抜かれないことと、オモロいことを何て言おうか考えていた(笑)。周囲の方々の支えがあって今がある。この喜びはまず家族みんなに伝えたいですね」


 トークイベントやビッグ大会時の選手紹介コメントが人気を博し、ユニークなキャラクターで知られる西山。苦労人でもあるボートレース界のエンターテイナーが大輪の花を咲かせ、全国のボートファンのハートをわしづかみにした。


 なお、2着に馬場貴也、3着に河合佑樹が入り、3連単の配当は 840円(2番人気)だった。