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最年長女子レーサー日高逸子選手(63)が引退発表。復帰めざすも「もう満身創痍で……」

 とうとうこの日がやってきた。ボートレース界の最年長女子レーサーである日高逸子選手(63歳 福岡支部))が22日、現役引退を発表した。

 日高選手は今年4月の桐生ヴィーナスシリーズを最後にレースから遠ざかっていた。理由はひざや左足首、右手首の痛み。

そのときは「しばらく休んでから復帰します」と語っていたが、予定されていた8月からの復帰はかなわなかった。

 今回引退を決意した理由については「満身創痍で、もう走るのが嫌になってしまった。通算2500勝もできたし、自分自身満足しています。賞金女王決定戦競走を優勝できたのが一番の良い思い出です。ここまで長くやれたのも、皆様の声援のお陰です。ありがとうございました。」と語っっている。

 日高選手は1985年5月デビュー。通算優勝76回で、G1を2勝。生涯獲得賞金は女子歴代1位の11億4400万3198円だった。結婚、そして2度の出産を経ているが、母親になってから一段と強くたくましくなり、ファンや後輩レーサーからは長く〝グレートマザー〟の愛称で讃えられてきた。