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ボートレース住之江展望 9月8日から「G1第53回高松宮記念特別競走」開催!

〝なにわのプリンス〟こと上條暢嵩

上條暢嵩 当地G1連覇へ 〝なにわのプリンス〟がいよいよ本格化

 ボートレース住之江で9月8日(月)から13日(土)まで「G1第53回高松宮記念特別競走」が開催される。年末の当地SGグランプリを視野に入れる季節を迎え、どのレーサーも賞金の上積みを図りたい一大決戦。本サイトは〝なにわのプリンス〟こと上條暢嵩が地元G1連覇の偉業を成し遂げるとみた。


 上條が表彰式で人目もはばからず大粒の涙をこぼしたのは、5カ月前の4月17日だった。舞台は当地G1太閤賞。それまでダイヤモンドカップ、ヤングダービー、開設記念・競帝王決定戦とG1・3Vをマークしていたものの、いずれも中国地区の下関でゲットしたものだった。念願の地元G1初Vだったから感極まって号泣したわけだ。


 その優勝戦は上條の確かな成長力と、大阪支部の新世代エース就任を証明する鮮やかなレース内容だった。


 ここまで連対を一度も外さず1号艇をつかんだインの桐生順平が、圧倒的人気を集める。2コースの上條はスタートでコンマ13と5番目のタイムだったものの、直線をグイグイ伸ばして桐生に肉薄。「年齢の割には巧みにエンジンを仕上げる。特に住之江に関しては5本の指に入るほど洗練されている」。ピット関係者が高く評価する調整力がモノを言った。

 

 そして1マークの攻防。軽快に逃げ飛ばす桐生を追う上條は、そのフトコロに俊敏差しをねじ込む。バックでは並走に持ち込み、1周2マークでは差させずマクらせず、危なげなく突き放して完勝。ゴールに飛び込むと右手を高々と突き上げ、喜びを爆発させた。


 今年は太閤賞のほかにも1月の全大阪王将戦、同とこなめPG1・BBCトーナメント、5月のオール大阪戦、7月の三国G1開設記念など、ビッグネームが揃う大会で優出を果たしている。地元G1連覇へ。上條が名実ともにスター軍団の仲間入りを果たす時がやってきた。

遠征勢のエース格・馬場貴也

軽視できない遠征勢。馬場貴也と峰竜太の初日ドリームコンビが聖地で大躍動

 一方、遠征勢もSG常連の強豪が乗り込んできた。まずは初日ドリーム戦の2号艇に選出された馬場貴也。今年は7月のびわこG2ボートレース甲子園で優勝し、SG&G1での優出も4回を数える。SG通算5Vの実力派レーサーだけに、あっさりと頂点に登りつめても驚けない。


 もう1人、同じく初日ドリーム戦に4号艇で出陣する峰竜太にも注意を払う必要がある。今年はSG&G1の優勝がないとはいえ、ボート界最強レーサーの称号は全くさびてはいない。何より当大会2Vという相性の良さは軽視できない。


 また、大会期間中は場内イベントも盛りだくさん。フードカーがにぎやかに出店し、オリックスアンバサダーのT―岡田、お笑い芸人の銀シャリ、千原せいじ、FUJIWARAのトークショー、華原朋美のライブなどが実施される。詳しくは公式HPへ。


 この機会に本場へ足を運び、熱戦とイベントを存分に楽しんでみよう!