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人気・実力 女子NO1 大山千広選手がママになって帰ってくる。 21日から唐津で2年ぶりの実戦

ファンは待っていた

スタートの勘と旋回スピードが戻っていれば、いきなりの優出も

「お帰り、チーちゃん」――。ファンが待ちに待った日がやってきた。

 ボート界のヒロイン大山千広(116期・福岡支部・29歳)がいよいよ今月の唐津(21日~)で2年ぶりに実戦に復帰する。

 2023年9月の下関第10回ヤングダービー後、斡旋を削除。

 病気、ケガ、妊娠などいろいろな臆測が飛び交ったが、どうやら産休だったようで、昨年11月、土屋南(119期・岡山)がインスタで、大山が赤ちゃんを抱っこする姿を投稿していた。

 大山は19年から21年までの3年間でSGに8回出場。人気、実力ともに女子ナンバーワンとして君臨した。

 しかし22年の10月24日の丸亀12Rで落水。後続艇に追突され仙骨、恥骨、座骨の3カ所を骨折する大ケガをした。

 入院とリハビリで4カ月間戦線離脱。そして、その半年後、今度は長期休養に入った。あまりに長い大山の不在にファンは「何があったのか」と心配したものだが、産休で休養していたというわけだ。

 出産後は母子ともに順調。現在は久々の実戦に向け懸命にトレーニングを積んでいるという。

 2年ぶりの復帰戦は今月21日からの唐津。メンバーを見渡すと、太田和美の実力が飛び抜けているが、他は拮抗し混戦模様。スタートの勘と旋回スピードがどこまで戻っているか。大山の技量ならいきなり優出し「母になって、なお強し」を証明しておかしくない。

「ガンバレ、チーちゃん!」