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ニュース一覧へ戻る公開日
2025年11月08日
10:00
更新日
2025年11月02日
17:34
ボートレース蒲郡展望 11月14日からG3マスターズリーグ第9戦開催
ガマの鉄人を目指す上平真二(日本モーターボート競走会)
上平真二が「ガマの鉄人」襲名へ!
ボートレース蒲郡で11月14日(金)から19日(水)まで「G3マスターズリーグ第9戦 第5回ガマの鉄人決定戦」が開催される。ベテランの意地とプライドがぶつかり合い、熟練の技がサク裂する注目の決戦。幻想的な雰囲気をかもし出すムーンライトレースの主役は、前々走の桧舞台で存在感を見せつけた上平真二が務めるとみた。
2走前の津ボートレースダービー。2年ぶりにSGの大舞台を踏んだ上平は、ベテランの味をいかんなく発揮してボートファンに強いインパクトを与えた。予選を5走して1着2本、2着1本。堂々の準優出を決め、3年ぶりのSG優出をかけて12Rの2号艇に座った。
スリットはコンマ08の好スタートを切ったものの、6号艇の北山康介が大外から内艇をすべてのみ込む大マクリ。上平はその引き波をもろに受け、1マークで外へ流れてしまった。ところが、この大技がコンマ05の大フライング。正常スタートなら大マクリも、引き波をかぶることもなく、まさかのアクシデントに見舞われて5着に沈んでしまったのだ。
しかし、上平は下を向くことなく最終日も1着をゲットし、結局、8走して1着3本。SGの舞台で披露したいぶし銀のテクニックは「上平健在」をアピールするのに十分だった。この世代の大会は、3年前に三国PG1マスターズチャンピオンのタイトルをゲットしているだけに、ここで頂点に立っても何ら驚けない。
手ぐすねを引く徳増秀樹(日本モーターボート競走会)
待ったをかける徳増秀樹
一方、虎視たんたんと牙を研いでいるのが徳増秀樹だ。SG1V、G1を3V、G2を2V、G3を8Vという実績は、軽視をすれば痛い目に遭うこと必至。今年もすでに5Vをマークしているだけに目が離せない。
地元の意地をみせる仲口博崇(日本モーターボート競走会)
仲口博崇が地元の意地で奮闘
そして、地元の意地を爆発させるのが仲口博崇だ。SG1V、G1を7V、G3を8Vと、こちらも実績では負けておらず、今年はここまで3Vと気を吐いている。手の内に入れるエンジン調整、走り慣れた水面。地元の利をアドバンテージにして見せ場を作るつもりだ。
さあ、匠たちの熱戦を思う存分楽しもう――。