2025年11月30日福岡【12R】勝利者インタビュー

4205　山口　剛

プランとしては関（浩哉）君の早く来るツケマイをブロックしながら、いかに池田（浩二）さんを差すかっていうのをイメージはしていたので。やっぱりうねりも展示航走とかすごくあって、慎重にはなりましたけど、とにかく自分が慌てないように、イメージしたところに身体を反応させるっていう感じで、なんか差さりそうっていう感じがあったのでよかったと思います。渾身の差しでもやっぱりバックストレッチ、池田さんのほうが少し伸びていたので。まぁただ2マークを先に回れれば、そこからの出足には自信があったんですけど、もう浩二さんが3周追いかけてくるのであんまり記憶がないです。うねっているし気が抜けないので、ガッツポーズしようとかもう考えられない（笑）。そんな気を抜けなかったです。とにかくチェッカーのところまでしっかり走るっていう感じだったですね。（節間を振り返って）毎日1日1走か2走、とにかくブレずに目の前のことを積み重ねて、自分に運が向けばいい展開にはなるだろうしっていう感じで、本当に冷静に走れた一節間だったと思います。（グランプリ出場18名に入れました）ありがとうございます。去年下剋上されたので、フライング休みで家で見ていてメチャクチャ悔しかったんで、悔しい思いをし続けてきた僕は24年だと思っているので、少しだけご褒美をいただけたかなと思っています。他のレーサーにも心配されて、僕はこういうところでもコケるじゃないですか（笑）。だから住之江のG1の時のこともあったし、みんながとにかく「ゴールだけはしてくれ」と、通夜みたいになりたくないと同地区の後輩とかに言われたんですけど、やっぱり僕は真剣勝負って言っている以上、お金も賭けていただいていますし、1着を目指して走るっていうことにすべてをかけてここまでやってきたので、やっぱりそこは自分の芯は崩せないなと思ったので真剣勝負してこの結果に繋がったと思います。やっと少しづつ冷静になれる男になってきて、すぐ熱くなるタイプだったので、本当にお客様方には昔から応援してくれている人や昔から買ってくれている人には心配をかけ、たくさん舟券でも迷惑をかけ、でも段々大人になってきてこうやって貢献できて成長できているので、これもすべてファンのみなさまのおかげだと思っています。グランプリも悔しい思いしかしていませんので、それをすべてひっくるめて掴みにいきたいなと思っています。住之江にはたくさんお金を落としているので全部回収しにいってやりたいと思います。ここまでやってきて心が折れそうになったことはたくさんありました。けどファンのみなさんの声援のおかげでここまでやってこれてひとつの恩返しができたこと、本当に幸せに思います。これからも目の前の今に真剣勝負しますので、どうかお客様もたくさんのご声援をこれからも、そしてボートレースの応援もよろしくお願いします。今日はありがとうございました。