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9月12日から「ヴィーナスシリーズ第13戦 常滑シンデレラカップ」開催!

年末を見据える川野芽唯

川野芽唯 夏女王の貫禄! 年末の大舞台を見据えて気合満々

 さあ、可憐なヴィーナスたちの舞いに目を釘付けにしよう――。ボートレースとこなめで12日(土)~17日(木)まで「ヴィーナスシリーズ第13戦 常滑シンデレラカップ」が開催される。全国各地の個性派女子レーサーが集結した興味津々の一大決戦。本紙は8月の徳山で涙の夏女王に輝いた川野芽唯が、勢いに乗って頂点を極めるとみた。


 川野芽唯がビッグな勲章を引っさげて当地水面に乗り込んできた。3走前の徳山PG1レディースチャンピオン。圧巻の王道Vを成し遂げてみせたのだ。


 歓喜の大舞台を改めて振り返ってみる。予選は6走して①着2本、②着3本、③着1本とオール3連対で堂々のトップ通過。準優勝戦も他艇の攻めをガッチリ受け止めて難なくイン逃げを決め、自らの力で優勝戦の1号艇をゲットした。


「ギリギリまでペラ調整をやって本番はいい状態。スタートだけはしっかりしようと思った」と全神経を研ぎ澄ませて集中し、コンマ05のトップスタートを決める。「緊張していたけど、自分ができるターンはできた。100点満点」と自画自賛する俊敏ターンで1マークを攻略し、守屋美穂、平山智加、西橋奈未らの難敵をねじ伏せてバックでは早々と1人旅。ゴールに飛び込むと両手でガッツポーズを作り、両手を叩いて自ら祝った。


 ピットに引き揚げて福岡勢のメンバーや同期の鎌倉涼らの祝福を受けると、たまらず涙腺が緩んだ。「みんなが喜んでくれるから号泣しちゃいました」と大粒の涙をこぼし、人目もはばからず大泣きした。


 無理もない。この「夏の女王」の座は、2015年12月の福岡PG1クイーンズクライマックスで「冬の女王」に輝いて以来、実に10年7カ月ぶりのG1タイトルだったのだ。


 川野はこのタイトル戦を迎えるまで好調をキープしてきた。昨年末の大村クイーンズCは優出して③着。年が明けても11優出と実力派の本領を発揮。その秘密について川野は2つの要因を明かした。弟子の大山千広と昨年、産休から復帰する際の練習を一緒にこなしたこと。そして昨年8月の若松お盆開催のV戦1号艇で②着に沈んだこと。「『楽しい』と『もっと頑張らないと』がコラボして、ボートレースがさらに好きになった」という。


 感動の優勝で女子賞金ランクもこの時点で2位までジャンプアップ。暮れの住之江クイーンズクライマックスで、2度目のティアラ戴冠という偉業も視界に入ってきた。そのためにも今回のとこなめ水面で大暴れし、頂点に立つつもりだ。

最強女王の遠藤エミ

遠藤エミらが猛然と襲いかかる!

 川野芽唯だけではない。今シリーズの遠征勢は強力な布陣を整えているが、その筆頭は遠藤エミだ。 今年も男子に交じってSG3走、前走の津開設記念などG1を4走とグレードレースばかりを走り、女子賞金ランキングで首位を独走する最強女王。女子戦のこの舞台なら当然のように優勝候補に名を連ねる。11月に当地で開催されるSGチャレンジカップに向けて賞金を上積みするチャンスだけに、虎視たんたんと頂点をにらんでいる。


 また、当地のG2女子チャレンジカップ出場圏内につける三浦永理も侮れない存在だ。同大会は2年前の下関大会で優勝しているゲンのいい舞台とあって、ここで弾みをつけておきたいところ。今年はここまで20節を走り、10優出1Vとリズムは悪くない。当地はV4と相性もよく、安定感抜群のレース運びで女子トップ級の力を発揮中。2012年のG1第1回賞金女王決定戦(現クイーンズクライマックス)で初代女王に輝いた底力は何とも不気味に映る。


 さらに、当地は優勝した2023年1月以来となる倉持莉々もマークは外せない。今年は18節を走り、6優出2Vと好調モード。けれんみのないレースっぷりで通算7V目を狙う。

石原凪紗

【地元フレッシュ3人娘】石原凪紗 

 石原凪紗は穴党ファンの絶大な支持を集めている。2021年11月にデビューしてまだ初Vは遠いものの、人気薄で舟券にからんでくるからだ。今年2月の浜名湖一般戦。初の優出を決めた舞台で、5コースから②着に突っ込んで3連単5920円。①着が圧倒的人気の鎌倉涼でなかったら万舟券は確実だった。

松田真実

松田真実

 松田真実は2022年11月にデビューし、1年半後の蒲郡G3オールレディースで堂々の初優出を果たした(⑥着)。さらに前々走の大村G3でも準優勝戦で、5コースから鋭くマクリ差して2回目の優出⑥着。師匠の大須賀友からレーサーとしての心技体を叩き込まれており、初Vも近い⁉

永田楽

永田楽

 永田楽も2023年5月デビューのフレッシュ女子レーサー。1年後の6月に初勝利をマークして水神祭を行った。そして今年5月の鳴門G3では予選で4連勝するなど勢いに乗り、初の優出。V戦でも5コースからコンマ07のトップスタートを決めたが、展開をさばけず無念の⑥着。こちらも初Vは遠くない⁉