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「第12回クイーンズクライマックス」26日から開幕!

遠藤エミ (C)BOAT RACE

トップ12選手が女王のティアラを目指し激突

 クイーンズクライマックス(PGⅠ)が26日からボートレース多摩川で開催される。年間獲得賞金上位の12選手のみが参戦、女王のティアラを目指して激突する、まさに今年の女子レーサーナンバーワンを決める大一番だ。


 史上初の「夏冬女子G1連覇」狙う遠藤

 

 顔を揃えた12選手は甲乙つけがたいトップレーサーばかり。中でも注目は何といっても堂々の賞金ランキング1位での出場となった遠藤エミ(滋賀支部)。昨年3月、ボートレース大村での「ボートレースクラシック」で女子初のSG制覇を達成したこともまだ記憶に新しい実力者だが、8月にボートレース津で行われたレディースチャンピオンを制しており、もし今回優勝すれば史上初の「夏冬女子G1連覇」となる。実力、実績は申し分ないだけに自他ともに認める優勝候補筆頭といっていい。

 この遠藤にストップをかける相手として真っ先に名前が挙がるのは獲得賞金2位の守屋美穂(岡山支部)。クイーンズクライマックスは18年の第7回大会(平和島)から5年連続で優出中ながら女子G1はまだ勝っていない。何としても欲しいタイトルだろう。

 さらに、獲得賞金3位の長嶋万記(静岡支部)も侮れない。今年は15回優出して優勝7回と絶好調。昨年のクイーンズクライマックスでは優勝戦6号艇から3着に入る活躍を見せたが、まだ優勝は果たしていないだけに虎視眈々と一発を狙っているに違いない。もちろん、それだけの力は十分に持っている。


 多摩川との相性抜群の田口


 一方、獲得賞金7位での出場となった田口節子(岡山支部)も忘れてはいけない1人。もし田口が優勝すれば、大会3連覇という史上初の偉業を達成することになる。ここ多摩川は田口にとって相性のいい水面。G1のレディースチャンピオンを含めてこれまで4回の優勝を飾っている。ボーレースの歴史に残る華麗な走りを見せてくれる可能性は十分だ。

 この他、8年ぶりの出場となる「初代女王」三浦永理(静岡支部・獲得賞金6位)、2年連続2回目の出場となる「まくり姫」高田ひかる(三重支部・獲得賞金10位)、唯一の第1回大会から12回連続の出場を果たした「女子レーサーの先駆者」寺田千恵(岡山支部・獲得賞金11位)など誰が勝っても不思議ではない多士済々の顔ぶれが揃った。はたして誰が大晦日の最終レースに駒を進め、そして女王の証のティアラを手にするのか今から大いに楽しみだ。