住之江SGグランプリ　石野貴之が圧逃V！

2度目のグランプリを制した石野貴之

２度目の制覇で賞金１億１０００万円ゲット！ＳＧ通算11冠

　ボートレース住之江で24日、ＳＧ「第38回グランプリ」の優勝戦が行われ、１号艇に座った地元の石野貴之が逃げ切って最高峰の頂点に立った。石野は２度目のグランプリ制覇。Ｖ賞金１億１０００万円をゲットし、表彰式では黄金のヘルメットをかぶって満面の笑みを浮かべた。

　レースは１号艇から石野、平本真之、峰竜太、磯部誠、池田浩二、茅原悠紀。平本がピット出遅れて５対１の進入となったものの、石野は冷静に先マイして一人旅。そのまま歓喜のゴールを駆け抜けた。

　ガッツポーズでファンを沸かせた石野は「完璧でした。本当にうれしい。来年はもっと成長した石野を見せたい」と宣言。さらに「負ける要素はなかった。しっかり回転を合わせ、仕上がりに問題はなかった」と自信満々に言い切り、満員のスタンドからの石野コールには「あれだけのお客さんがいて、ひときわ感慨深いです」と感謝した。

　これで歴代３位タイとなるＳＧ11冠目。ＳＧ優勝回数で歴代３位に浮上し、大阪支部のレジェンド・松井繁の12冠にあと１と迫った。

　なお、２着には峰、３着には磯部が入り、３連単の配当は①③④１１６０円で決着。また、ＳＧグランプリシリーズ戦は２コースまくりを決めた深谷知博が制し、３度目のＳＧ優勝を飾った。