ボートレース宮島展望　６月９日から「Ｇ１チャンピオンカップ」開催！

シリーズリーダーの毒島誠

デーゲームも強い毒島誠が大暴れ

　ボートレース宮島で９日（日）から14日（金）まで「開設70周年記念Ｇ１宮島チャンピオンカップ」が開催される。国内屈指の景勝地で展開される白熱バトル。本サイトはＳＧ通算８Ｖの毒島誠と、地元・赤ヘル水軍の真っ向勝負になるとみた。

　大会の主役は初日ドリーム戦の１号艇に選抜された毒島誠が務めそうだ。今年最初のＳＧとなった３月の戸田クラシックを圧巻の走りで制覇。優勝戦ではコンマ05のトップスタートで先マイする１号艇・吉川元浩の間げきを突き、２号艇の毒島がこん身の差しハンドルをねじ込んで３年４カ月ぶりのＳＧ美酒に酔った。

　「夜王」「ナイターキング」の異名を取るが、デーゲームでも問題なく強いことを証明してみせた毒島。当地では代替開催となった２０１５年の鳴門Ｇ１開設記念でＶ。相性も悪くないだけに頂点を目指して突っ走る。

地元の大将格・山口剛

地元の意地とプライドをかける赤ヘル水軍

　だが、「ちょっと待った！」と燃える集団がいる。地元の赤ヘル水軍だ。

　エース格はＳＧウイナーであり、Ｇ１も12Ｖの山口剛。当地開催となった２月のＧ１中国地区選でＶ逃げを決め、ここまで６優出２Ｖと今年も大崩れがない。また、２年前の当大会覇者・船岡洋一郎やＳＧ３ＶでＧ１が９Ｖの辻栄蔵。さらに上平真二、大上卓人、麻生慎介らが一丸となって毒島に牙をむく。

　毒島VS赤ヘル水軍。意地とプライドをかけたガチンコ対決の行方はいかに――。