ボートレース尼崎展望　６月25日から「ＳＧグラチャン」開催！

リベンジに燃える吉川元浩

吉川元浩が地元ＳＧ初Ｖへ！

　ボートレース尼崎で25日（火）から30日（日）まで「第34回ＳＧグランドチャンピオンシップ」が開催される。前年優勝者、グランプリ優出６人、直近のＳＧオールスター優勝者、前年４月１日～３月31日までのＳＧ優出完走者、そしてＳＧ予選得点の上位者…。厳格な出場資格からＳＧの中のＳＧと評される一大決戦。実績抜群のつわものたちが虎視たんたんと頂点をにらむ中、本サイトは地元の大エース・吉川元浩に白羽の矢を立てる。この男にとって、是が非でも優勝しなければならないリベンジの舞台だからだ。

　本命に推した吉川元浩が、捲土重来を期して地元水面に乗り込む。今年最初のＳＧとなった３カ月前の戸田クラシック。吉川は予選トップ通過から準優も快勝し、優勝戦では１号艇をゲットした。ところが……。

「自分のミス、技量不足です。いつまでも引きずるわけにはいかないけど、しっかりと反省しないといけない」。コンマ05のトップスタートから１マーク先マイを決めながら、直後に10㍍の強風にあおられて転覆する苦汁をなめた。今回の大舞台で、その雪辱に燃えているのだ。ＳＧ４Ｖ、Ｇ１20Ｖの地元エースが、大輪の花を咲かせる時がやってきた。

選出第１位の茅原悠紀

茅原悠紀ら襲いかかる強力布陣の遠征組

　一方、遠征勢も強力なメンバーが揃う。まずは初日のドリーム戦で１号艇に座る選出第１位の茅原悠紀。昨年のＳＧ戦線では８回中６優出とポテンシャルの高さを証明し、強烈なモンキーターンにますます磨きがかかっている。さらに戸田クラシックの覇者・毒島誠、今大会を２度制覇した池田浩二、昨年のＭＶＰ男・石野貴之らが吉川に襲いかかる。

　さあ、超一流レーサーたちの戦いを存分に堪能しよう――。