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22日からボートレース戸田でSG「第71回ボートレースダービー」開催

昨年覇者の峰竜太

伝統と格式を持つSG。峰竜太が連覇へ挑む

「第71回ボートレースダービー」が22日から27日までの6日間、ボートレース戸田で開催される。


 5大SG競走の第4戦にあたる本レースは正式名称を「全日本選手権競走」というボートレース界で最も古い伝統と格式を持ち、1953年というグレード制やSGが制定されるはるか以前から続く大会だ。戸田では山崎智也が優勝した2003年の第50回大会以来、久々の開催となる。


 出場選手には、まさに現在のボートレース界を牽引するトップレーサーが顔を揃えている。その中で優勝候補筆頭は、何といっても峰竜太(佐賀)だろう。昨年はSG復帰戦となった今大会(蒲郡で開催)で優勝、通算100回目のVと24場制覇をダブルで達成するという王者にふさわしい派手な勝利を演出。ファンを大いに喜ばせたことは、まだ記憶に新しい。ディフェンディング・チャンピオンとして連覇に挑む本人は「24場の中で戸田が最も苦手」と弱気なコメントしているが、その実力は誰もが認めているだけに本命の座は揺るぎそうもない。



地元SG制覇狙う桐生順平

桐生順平が念願の地元SG制覇狙う

 そんな峰に待ったをかけるとすれば、念願の地元SG制覇を狙う桐生順平(埼玉)を置いて他にはいない。今年はG1準優戦を含めた2本のフライングを重ね、一時は苦しい戦いを強いられてきた桐生だが、6月の戸田周年で優勝、9月の丸亀メモリアルの優出3着と調子を上げつつあり、持ち前の高いターン力を発揮できれば、悲願達成も決して夢ではないだろう。桐生には走り慣れた戸田水面と地元ファンの熱い声援も大きな味方になってくれるはずだ。


 この他、現在賞金ランクトップの馬場貴也(滋賀)、3月の戸田クラシックの覇者・毒島誠(群馬)に加え、茅原悠紀(岡山)、丸野一樹(滋賀)、白井英治(山口)、西山貴浩(福岡)ら伏兵も虎視眈々と優勝を狙っており、佳境に入ってきた暮れのグランプリ出場のためには、優勝賞金4200万円は誰にとってもノドから手が出るほど欲しいはず。それだけに初日から熱い戦いが期待できそうだ。