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ボートレース下関総展望 11月19日から「SG第27回チャレンジカップ/GⅡ第11回レディースチャレンジカップ」開催!

GP出場に燃える白井英治

白井英治が逆転GP切符へ!

 ボートレース下関で19日(火)から24日(日)まで「SG第27回チャレンジカップ/G2第11回レディースチャレンジカップ」が開催される。年末のSGグランプリ&PG1クイーンズクライマックス出場をかけたラストチャンス。本サイトは白井英治、三浦永理がそれぞれ頂点に立つとみた。


 今大会には今年のSGウイナーの桐生順平と茅原悠紀、さらに西山貴浩、上條暢嵩、山口剛、丸野一樹と、グランプリ圏内に位置する猛者たちがフライング休みで出場できない。チャンスは広がり、今年から増額された優勝賞金3600万円をかけた戦いはシ烈を極めることになる。グランプリを見据えた勝負駆けは主に3つ。出場18人への資格。トライアル2nd6人への切符。そして2nd初日1号艇の2つの枠の争奪だ。


 そんな状況の中、虎視たんたんと鋭い牙を研いでいるのが、「ホワイトシャーク」こと地元エースの白井英治だ。グランプリには通算10回の出場で4優出。一昨年には優勝戦の1号艇から華麗に逃げて悲願の初戴冠をきめ、賞金王のタイトルもつかんだ。そんな男が昨年は8年連続となる出場を逃し、今年もSG戦線はおろかG1でも3優出が精一杯。優勝は一般戦の1Vだけではあまりにも寂しい。賞金ランキングもグランプリ圏外に甘んじている。


 だが、舞台は得意とする地元水面だ。当地でG1・3Vを含む25Vは現役最多。勝率も8.14と好相性を誇るだけに、意地とプライドを爆発させて2年ぶりのグランプリ切符をつかむとみた。


 そんな白井に立ちはだかるのが、まずは馬場貴也。賞金ランキング1位をひた走り、ここでトライアル2ndの1号艇を確定させたい。そしてナイター巧者の毒島誠。SG8Vのうち6回が夜開催だけに、マークは外せない。最後は峰竜太。現役最強レーサーの呼び声高く、優勝戦1号艇で散った戸田ダービーの雪辱を果たすつもりだ。


風格を漂わせる三浦永理

三浦永理がが必勝態勢!

 一方、女子の戦いも熱い。こちらは大晦日に勝者が決まるPG1クイーンズクライマックスに向けたガチンコバトルだ。

 

 不動の主役を務めるのは、初日ドリーム戦の1号艇をゲットした三浦永理。2012年にG1第1回賞金女王決定戦の初代クイーンに輝いた実力者。これにG3で18Vを含む通算43Vの実績は、シリーズリーダーにふさわしいものといえる。今年の活躍も出色。ここまで26節走って4Vを含む18優出と、実に69%の確率で優勝戦まで進出しているのだ。遠藤エミ、浜田亜理沙、渡邉優美、守屋美穂ら強豪が不在のここは、負けられない戦いでもある。


 追うのは西橋奈未。昨年のクイーンズCシリーズ戦で優勝し、今年もオールスターでSG初1着。続くSGメモリアルでも1着2本、2着1本、3着2本と上昇機運に乗っている。もう1人は田口節子。クイーンズC2Vの女王が逆転切符を目指し、ナイター水面で大暴れすることだろう。


 さあ、最高峰の舞台を目指すレーサーたちの勝負駆けに胸を躍らせよう――。