戸田で「BP岡部カップ開設23周年記念・日刊ゲンダイ杯」12月1日から開催

西村拓也

西村拓也（大阪）、稲田浩二（兵庫）を中心に熱戦を展開

　12月１日から４日まで「BP岡部カップ開設23周年記念・日刊ゲンダイ杯」がボートレース戸田で開催される。

　全43選手（予定）が参戦する今大会の優勝争いをリードする一番手が、当地では今年１月以来の登場となる西村拓也（大阪）。今年は８月に尼崎で行われたグランドチャンピオンで、自身２度目となるSG優出を果たし、悲願のSGタイトル獲得まであと１歩に迫るなど、その力を随所に発揮しているだけに、ここは負けられない一戦だ。自他ともに認める整備力の高さで、エンジンのパワーを最大限に発揮できる西村だけに、その戦いぶりには大いに注目だ。ちなみに、開催初日の12月1日は自身38歳の誕生日。初日から白星発進で自ら祝いたい。

　西村の相手筆頭となると稲田浩二（兵庫）の名前が挙げられる。西村同様、当地は約１年ぶりの参戦となるが、戸田は19年の周年記念で初のG1制覇を飾った思い出の地だけに、本人も期するところがあるはず。近年は優勝こそ少ないものの、各地で善戦している稲田が、持ち前の豪快な走りを見せれば、久々の戸田で優勝をつかむことも大いに期待できそうだ。

　一方、迎え撃つ地元埼玉からは、今年もコンスタントに優出を重ねている有賀達也、11月に鳴門のマスターズリーグ第８戦を制したベテラン鈴木博、さらに新人・浅井翼の３選手が参戦。各地の強豪を相手にどんな戦いを見せてくれるのか、大いに楽しみだ。

　なお、今節から温水パイプの装着が始まる。エンジンにどんな影響を与えるのか、その点もしっかり注視しておきたい。また、開催期間中は、全レースの予想をこのサイトで公開するので、こちらにも注目してほしい。