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コラム一覧へ戻る公開日
2025年02月21日
12:48
更新日
2025年02月21日
12:48
イチ押し ツヨカワ女子レーサー 野田なづき選手 24歳 師匠は峰竜太 美人すぎるレーサー

©boatrace
B2に逆戻りだが、女子戦では要注意
SG戦線で活躍する峰竜太や宮地元輝に、昨年多摩川第51回オールスターでSG優勝を成し遂げた定松勇樹。佐賀支部の台頭が目覚ましい。そんな好環境の中でメキメキ頭角を現してきたのが、美人すぎるレーサーとして注目される野田なづき(125期・佐賀支部)だ。
レーサーになるきっかけは高校(佐賀県立鹿島実業高)の時。佐賀県から久しぶりに女子レーサー誕生という話を聞いたことだ。その選手は小芦るり華(118期)。実は小芦と野田の母親同士が知り合いだった。これでボートレーサーの存在を強く意識することになった野田は、高校3年の時に受験。すると一発で合格。高校を中退し2018年10月に養成所に入所した。
「すごく厳しかった」日々の訓練を乗り越え19年9月に28人(女子6人)の仲間と卒業。その時の修了記念チャンプは同支部の定松だ。
同年の11月22日唐津8Rでデビュー。その年は12戦オール6着。翌年も159戦未勝利とプロの厳しさを味わったが、ようやく21年の元日、大村5Rで3コースからマクリ差し、待望の水神祭を飾った。
師匠はボート界最強の峰竜太(95期)。そのグループで練習を重ね着実に力をつけ、21年後期(20年11月~21年4月)にはB1に昇級。
美人レーサーとして人気も急上昇。ファン投票で選ばれるレディースオールスターにも第6回(桐生=22年)、第7回(蒲郡=23年)、第9回(宮島=24年)と3大会に出場している。
勝ち星も順調に増え、24年2月19日の唐津で初優出(5着)。勝率も伸ばしA2昇級が見えてきた同年8月1日の唐津1Rでアクシデントが襲った。1周2Mでオーバーターン。他艇と接触し妨害失格。その時に肩を骨折する不運に見舞われた。
悪いことは続くもので、8月13日からの徳山では前検遅参。ケガによる欠場届を出していればと悔やまれる。このペナルティーで1カ月の出場停止となり、年内は全休。前期(24年5~10月)は出走回数不足(29回)のため今年からB2に逆戻りだ。
年が明けた1月4日からのびわこオール女子戦で復帰。予選2勝2着2回と長期休み明けを感じさせない走りで準優(12R5号艇)に進出。悪天候で中止となったのは残念だが、確かな手応えを感じ取ったはずだ。
今期(24年11月~25年4月)は斡旋日数が少ないのでA2は無理(出走回数70回以上)だが、とりあえずはB1復帰をめざす。次は3月4日からの宮島に出走する。