福留光帆さん③　夢はでっかく、中村獅童さんとのＣＭ共演です

父親から「おまえ、選手になれ、儲かるぞ」と勧められたことも

　ボートレースが大好きな私ですが、選手になろうと思ったことは一度もないですね。身長や体重は選手向きなので、お父さんに「おまえ、選手になれ。儲かるぞ」と勧められたことはありますけど、選手の皆さんをリスペクトしているからこそ私にはできないなと思っているんですよ。

　もし試験に受かったとしても根性も根気もないから学校は絶対に続かないだろうし、さみしがり屋で家族が大好きなので、１年間も皆に会えないのは絶対に無理。耐えられないでしょうしね。

　最近はボートレース関係のお仕事が増えてきて、ボートレース場でも街中でも声をかけられるようになりました。知らない人から声をかけられるのは、アイドルをやっていたＡＫＢ４８時代にもなかったことなので、とってもうれしいです。

　私はもともと夢を口に出すと、かなわなかった時には恥ずかしいなと思っちゃうタイプ。だからＡＫＢの時も選抜に入りたいと願っていてもそれを口に出すことはなかったんですよ。でも、ボートレースが好きになってからボートレースのお仕事がしたいって積極的に発言していたら、いろいろな方からお仕事をいただくようになって、どんどん仕事が広がっていきました。口に出して人に伝えると、かなうことってあるんだなと最近になって初めて納得しましたね。

　これからはボートレースの配信にももっともっと出演させていただいて、自分自身のＹｏｕＴｕｂｅもスタートしましたから、それも通じて大好きなボートレースの魅力や面白さを一人でも多くの方にお届けできたらいいなあと思っています。

ホームグラウンドの尼崎のポスターに出演したい

　最後に私の将来の夢はまず手始めに、ボートレースが大好きな福留家３代のホームグラウンドともいえるボートレース尼崎の周年記念である「ＧⅠ尼崎センプルカップ」のメインポスターのイメージガールになることかな。

　次にボートレース配信のＭＣをすること。そして、最終的にはボートレースのＣＭに出て中村獅童さんと共演できれば言うことなしですね。一度でいいからカポック（レーサーが身につけている救命胴衣）が着たいです！（笑）　

　ただ、ＣＭに起用してもらうにはまだまだタレントとしての力が足りないことは自分でもよく分かっています。なので、しっかり認めてもらえるように、これから一生懸命、お仕事を頑張らなくてはと思っています。

　でも、今はこれだけボートにハマっている、好きだって言っているのに、１年後になったら競輪とかオートレースに変わっちゃっていたら笑っちゃいますよね。

　まあ、そんなことはないとは思いますけど、気まぐれな私のことだから皆さん、油断はできないですよ（笑）。

＝この項おわり

（清水一利）

▽ふくとめ・みつほ　２００３年、兵庫県尼崎市生まれ。ＡＫＢ４８のメンバーとして芸能界デビュー。趣味はボートレース。ＡＫＢ４８卒業後はさまざまなＹｏｕＴｕｂｅで活躍。ブレーク必至の今注目のアイドルタレント。

＜福留光帆さんインタビュー＞

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